僕、Kaiくん！-食いしん坊だよ

あー、今日のごはんもおいしかったなー。
ごはんはいっぱい食べたけど、
おやつがほしいなー。
あ、ママが戸棚の方に行く！
わーい、おやつだ、おやつー。

「なぁに、Kaiくん？」
ねぇ、おやつがほしいよー。
僕はママの足に両方の前脚をかけた。
「今、ごはんを食べたばっかりじゃない。
おやつは後でね」

ちぇーっ。今ほしいんだよー。
つまんないから、わらびに
ちょっかい出してやろうっと。

「うー！やめてよ！
あたちにかまわないでよ！」
「おやつが食べたいんだぃ！
イライラするー。」

わらびはさっさとベッドの下へ
逃げちゃった。
あーあ。おなかすいたなー。
なんか食べたいなー。
ママがさ、おやつやごはんを
くれる時、早く食べて
ちょこちゃんとわらびの分も
食べちゃおう。
だってさ、２匹とも食べるの、
遅いんだもん。
僕なんかさ、噛まないで
飲み込んじゃうんだ！
それで２匹のお皿から
ぱくっ！て横取りする作戦だよ！

僕、Kaiくん！
食いしん坊だよ！