
【イベントレポ】"光バイト"から考える"働き方" @議論メシ
どうも、きむけいです♪
僕が参加しているメンバーが「問い」で繋がるオンラインコミュニティ『議論メシ』
メンバー主体でイベントを立て、関心のあるテーマについてメンバーと議論をすることができます。
僕は先日、『"光バイト"から考える"働き方"』をテーマにイベントを開催しました。
イベントテーマについて
最近、ニュースに取り上げられることの多い犯罪行為"闇バイト"
「対義語は"光バイト"?」「だとしたら"光バイト"ってどんなバイトだろう?」
という僕のモヤモヤを起点にイベントを立てました。
学生時代にアルバイトを経験した方は多いと思います
その中でも、身体的・精神的に厳しく割の合わないものをブラックバイト、逆に割りの良いものをホワイトバイトと呼んだ経験もあるのではないでしょうか?
そんなアルバイトをネタにどのように話が広がるのか楽しみでした。

議論のグランドルール
議論メシの"議論"は独特の意味合いを持ちます。ディベートのように優劣がつくわけでもなければ、普段の話し合いのように結論を決める必要もありません。大切なのは参加者ひとりひとりの気付きや疑問。
そんな場を実現するために議論メシにはグランドルールが存在します。
①「1つの結論」よりも「みんなの気づき」
②パス回しをして会話を転がそう
このようなカルチャーがあるからこそ誰でも気軽に安心して議論に参加できるようになります。発散的に議論ができる下地があるため、型に縛られない自由なアイディアや切り口が生まれやすくなります。
議論のステップ
ファシリテーターが必要なイベントでは、主催者本人がやることもあれば、得意な人に依頼して、議論を進行させます。今回のイベントのファシリテーターは僕がやりました。"議論"は次のステップで進めていきました♪
⓪アイスブレイク:アルバイトの思い出シェア
まずは各々の昔のアルバイト経験をシェアし、気持ちも思考もほぐしました。みなさんはどんな思い出がありますか?
・イタリア料理店でイタリア語を覚え、卒業旅行で役に立った
・ラーメン屋でアルバイトとして15年振りのラーメン作りを任せてもらった
・アルバイトを10種類やり、イベントの裏側を見れて楽しかった
……etc
このようなアルバイトあるあるで盛り上がりながら、アルバイト経験の棚卸もしていただきました。
①"光バイト"の定義
アイスブレイクの次は『"光バイト"はどんな要素を持つか?』考えました。
色んなアイディアが出ましたが共通していたのは
・人の役に立つ実感が湧く
・自分自身が前のめりに面白がれる …etc
興味深いのは、メンバー皆が思い浮かべる"光バイト"は金銭面だけではなく経験価値を重視しているということ。
となると、誰かにとってしんどい"ブラックバイト"(≠闇バイト)でも、目的や価値観次第では"光バイト"にもなりうります。
みなさんは、光バイトをどのように定義しますか?
②光バイトの具体例を考える
"光バイト"の具体例を各々が次の2つの切り口で考えました。
みなさんなら光バイトを思いつきますか?
①既存のアルバイトがどうしたら"光バイト"になるか?
②世の中に存在しないバイトを考える
様々なアイディアが出ました。例えば…
~山小屋スタッフ~
山小屋での生活は電波が通じず、物資の運搬は体力が要求され過酷だが
山が好きな人にとっては、登山客と触れ合う事ができ、自身の登山スキルも磨くことができる光バイトに
~クリスマスイベントのアルバイト~
楽しそうにしている人を接客する必要があり、疎外感や寂しさを感じるが、
福利厚生にアルバイト同士の合コンを付与することで、気まずい思いを話題として昇華することができ、お金を稼げるだけでなく思い出つくり(恋人作り)にもなる
という季節感を意識したものもw
どんなイベントになった?
みなさんが経験されているアルバイト。お互いの経験に耳を傾け面白がりながらも、現在の働き方を多面的に見直す良い機会になった方も多かったです。また、仕事や働き方に関して魅力を感じるポイントは人によって異なり、そこに意識を向けることでエンゲージメントが上がるのでは?という声も👋
なかにはこのような記事をシェアしてくれた人もいました。なるほど、大人になったからこそ、アルバイトを通じて得られる経験や気付きもありそうです。
放課後タイム
1時間半程度のイベントが終わった後は有志メンバーが残って雑談をする放課後タイムにうつります。見方によっては議論パートは時間の長いアイスブレイク。そう、イベント本体よりも放課後タイムが盛り上がることが多いのですww
例えば大学院生がパラレルキャリア実践者とキャリアの話をしたり、合コンマスターと中学生のお子さんをお持ちの方が学びについて話したり、バックグラウンドが多様だからこそおもしろい切り口・テーマの話題を話すことできます。
議論メシにようこそ
議論テーマはメンバー持ち込みのケースもあれば、企業の方の新規事業の壁打ちの形でイベントをすることもあります。
また、メンバーの年齢・バックグラウンドも多様で人柄も良いので話していて楽しいです。
そんなフラットでポジティブなコミュニティで、お互いの意見や価値観を尊重しながら、新しいアイデアやモノの見方を一緒に作り上げるプロセスを楽しんでみませんか?
リンク先には議論メシの性質や活動状況が掲載されているので興味のある方がぜひご覧ください♪
◎イベント風景
みんな動画が回っていることを意識して固くなり、ビデオが止まったとたん雰囲気が柔らかくなりましたww
そんな人間味があるところも、このコミュニティの魅力かもしれません。
記: きむけい