人生に「余白」を。
余白の話をしたいがために、いつもより多めに改行して余白を作ってみました。
みなさんこんにちは、あらおです。
今回は「余白を作ろう」という話をしていきます。
余白とは「字や絵などが書いてある紙面で、何も記されないで白く残っている部分」というのが本来の意味。
日本語的に正しくないかもしれないが、今回においては「あらゆる場面での何もない部分」を「余白」とする。
机の上でいえば何も置かれていない部分」
日常生活でいえば「ボーッとしている時間」
この記事でいえば
この間。
これら全てを余白と考えていただきたい。
人間とは不思議なもので、整理棚があればいっぱいに物を置いてしまうし、旅行に行けばスケジュールをパンパンにしてしまう。
宿題や仕事では、何歳になっても期日ギリギリだし、朝の出社時間も普段より早いなんてことはほぼないだろう。
また、日常生活においては、少しの時間があればスマホやテレビを見るなど、常に何かしている。
これらはすべて「余白がない状態」である。
何もない空間や時間を「無駄」だと捉え、それを埋めてしまいがちだが、余白はすべてにおいてとても重要なことだ。
美しいwebサイトであれば、画面いっぱいに情報を詰め込むのではなく余白が上手く使われているし、センスの良い部屋には必ず「何もない空間」が存在する。
食事は満腹まで食べるとしんどいし、お酒だって潰れるまで飲むのではなく、ほろ酔いの方が良い。
高級レストランなんて、大きなお皿にちょこんと料理を置くという、視覚的にもお腹的にも余白で構成されている。
時間的な余白に関しても、朝ギリギリまで寝るのではなく10分でも早く起きてゆったり準備した方が幸福度は高い。
昔から言われている「腹八分目」や「早起きは三文の徳」も余白が関係しているのだろう。
「禅」や「瞑想」だって、基本的には何もしない余白の時間だが、ストレスの軽減や集中力のアップなど、さまざまな効果があるとされている。
あらゆる場面での何もない部分「余白」こそが、心を豊かにしてくれるのではないかと思う。
今後「余白」を意識してみてはいかがでしょう。