自分の本音やタブーを知るカード
好きなものを好きって言えて、
嫌いなことを嫌いっていえる社会がいい。
だから、性の価値観カードをつくった。
自分の本音が少数派だったとしても
タブー視されてることが好きだったとしても
それを認めてしまったらなにかが崩れるとしても
その気持ちや価値観や性癖は自分の中に
“ただある”だけ。
それをどう使うか。
それが大事。
自分の中にあるそれを
どれだけ許したか
どれだけ認めたか。
それが、周りへの表現方法に影響する。
〇自分はこういうことが好き
例えば、のぞき、SM、露出が好き、子供や動物が性的に好き、女装や男装が好き
〇みんなが好きなこと、当たり前にしてることが自分は好きじゃない
例えば、セックスが嫌い、恋愛が嫌い、1対1の関係が嫌い、キスが嫌い
〇セックスに対する本音
例えば、本当はこんなことをしてほしい、これをされて嫌だった、パートナー以外とも恋愛やセックスがしたい、パートナーとのセックスは好きじゃない
少数派だからいえない
一歩間違えたら犯罪になるからそれが好きな自分は否定しないといけない
社会的にタブーだからばれちゃだめだ
負い目を感じないとやばい
話したあと、人に批判されて傷つけられたくないから話したくない、ばれたくない
家族や関係性とか仕事とか、自分が守りたいものが崩れるかもしれないから本当の希望はいったらだめ
女性だから性の話をあんまりしたらだめ、セックス好きな女性は淫乱って思われるから積極的になったらだめ
男性だからデートのときもセックスのときも女性をリードしないといけない
これはだめ、あれはだめ
これはしたほうがいい、あれもしたほうがいい
って道を狭めて歩ける範囲を狭めて
平均台を歩いてるみたい。
自由に生きなくてもいいけど
自由に生きてもいい。
自分だけは自分の好きなことや嫌なことに気づいたら
ちょっと息がしやすい気がする。
性の価値観カードは
好き嫌いの意見交換としての役割と
自分のなかの本音やタブーを知る役割がある。
あなたの本音はなに?
あなたのタブーはなに?
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