初舞台から一年経ちましたが

0. noteを開いたキッカケ

舞台やアナウンスの仕事に関する自分の考え方などをまとめたいと思った。
ポストすると自分語りも良いところなのでnoteを選んだ。ここなら許されるだろうと思った。

1. 舞台について

舞台に関する自分の目標、感想、考え方などをまとめる。
忘れもしない初舞台「ドリーム・ファイター」は、私が私であることをすごく誇りに思えた体験だった。
とにかく自信がない私に、舞台をやり遂げたことによる成功体験を与えてくれた。あれのおかげで、自分にすこし自信が持てた。
楽しさに気づいたからこそ、もっとできるんじゃないか？と思った。だから、もっとやりたい！と思った。

そんなドリーム・ファイターから一年経った。
この間に、演劇としては、浜松劇突2023『カインコンプレックス』、劇団こいろは×Moipa Mira『ストールブレイカー』、春なのに2024『電車を待つ誰かの大切な人』と、3作品に出演した。
さて、私は「もっとできるようになった」のか？
まずは成長したことについてまとめる。

○成長したこと
・人前で演じることがあまり恥ずかしくなくなった
・………。

ほとんどのことが成長過程で、一年で成長したこととしてまとめられなかったことに今、書いていて気づいた。
ははーん。これが人生か。

そもそも「もっとできるようになる」ってなんなのか。こんなフワフワな目標立てたやつ出てこいよ。
一年そこらじゃ人間さほど変わらないんだな、ということで、目標を具体化させてみることにする。

○舞台・芝居に関する目標
・呼吸する
・まずは伝える（伝わるようにする）
・間違える
・役者の仕事をする
・台本読解をし続ける
・瞬間を生きる

書き出すとキリがなさそうな雰囲気がしたので、良いところでやめてみたが、どれも大事だ。いかなるときも忘れないでおきたい。
そして新たに気づいた。私は何年経ってもこれらの目標を「達成した」とあらわすことはないということに。端くれとはいえ表現者だから……。
でも、達成！とするのは難しくても、前よりできた！とはいえることだと思うので、頑張りたい。
私はこれらのことを、「もっとできるように」なりたい。

次に感想・考え方について。
この一年舞台を観に行くこともしばしばあったので、演じた側のことだけじゃなくて観た側のことについてもまとめる。
主観強めの抽象度あげあげなので、言っている意味がわからないかもしれない。（すみません）

○舞台についてさまざまな感想・考え方
・この世には「観れない」芝居と「観れる」芝居と「観たい」芝居が存在している
・伝わらなければ意味がない
・賛の声は届きやすいので注意しなければならない
・観られる覚悟が要る
・コネクション
・己の芝居に謙虚な人の演技が好き
・自惚れ演技は外からみえるので注意
・基礎大事
・思考停止していても、セリフがあれば作品としては成立してしまうので注意
・私は舞台、芝居に何をどこまでかけるべきか

そして自分はこれからも舞台に立ちたいのか。これは人生の課題として絶賛考え中だ！！

1年で明確な成長と思えたことはあまりなかったが、ほとんどは成長過程にあって、それらの目標を具体的にできるようになったのは成長なのでは、と思う。理想を高く保ち続けるのには結構体力が必要で、何度か自分をヨシヨシして終わりにしたくなる瞬間があった。とはいえまだしばらく頑張れそうなので、いけるとこまで楽しもうと思う。残念ながらまだまだ未熟、そんなの当然、という気持ちで頑張ろうと思う。

2. ナレーションの仕事について

舞台に立ってから、ナレーションの仕事について考えの幅が広がった。考えの幅を広げるために舞台を始めたので、そりゃそうか。
ということで広がったと思った幅についてまとめたい。

○ナレーション現場で舞台経験が活かせたと思ったこと
・シチュエーションからのアプローチがしやすく
・ナレーション原稿読解がしやすく
・なにより伝えることが第一、基礎大事
・叫んだり歓声あげたり大体のことが恥ずかしくない！！

しかし、録音した声だけ聞くと、なにか少し物足りないってことが何度かあった。舞台で視覚的にも表現できる場にいるからこそ、そこの技術がまだ私の伸びしろになっている。
舞台とは全くの別ものであることを実感体感したことも、大事な成果だ。

ナレーションは成長中もいいところで、できることは増えてるはずだが、そのぶん新しい目標がポンポンうまれてくるので終わりが見えない。
使ってくれた企業さんや制作会社のみなさんが納得して自信を持って世に出せるものにする…！そのために驕らず自信を持ってこれからも取り組んでいきたい。

おわり。
以下大事な出演情報と雑なまとめです。

3. これからについて

2024年12月21日、22日
演劇ユニットHORIZONさんの冬公演「星宿る灯」において『ユピテルの欺瞞』鍵山響役で出演します。
絶賛稽古中。私も大好きな素敵なお話の中で、鍵山として一生懸命生きます。
その頃には25歳になっています。
今は筋トレとスキンケアを頑張っています。
ぜひよろしくお願いします。

North Stage 北の空に出演です

2025年1月
浜松演劇フェスティバル劇突のオムニバス公演にMoipa Miraとして出演します。
なかなかハードスケジュールなので体力をつけます。
今は筋トレとスキンケアを頑張っています。
こちらもよろしくお願いします。

2025年春
とりあえず春までは芝居を続けられそうです。
その先は未定ですが、自分がやりたいことをやりたいだけできる環境に感謝して、誰よりも自由に幸せに生きてやろうなんて気持ちです。

4. おわり

筋トレは主にお尻と体幹をやっています。
スキンケアは少し前からレチノールを取り入れてみております。
若返りますように。
おしまい。

サンキューフォーリーディング。

よければこちらも。