さくまる

クソしょーもない人生を少しでも楽しくしようっと 皆さんの心に響く人生論を語ります

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    私の書く暇つぶしポエム

最近の記事

花びら

私は今とても大切な人が居る。 笑顔を隣で見たいと思えるかけがえのない人が居る。 この一瞬、今感じる思いを忘れないように ノートにささやかに呟く 出会いなんかどうだっていい。 今まで私たちがぶつかり合ったあんなことやこんなこともどうだっていい。 適当なんかでは無くて私は彼と過ごす今日、明日が何より大切で幸せ。 過去を振り返った時には確かに大きな山もあったし、彼を私を見失いそうになった。 何故今が幸せなのかと聞かれると迷いもなく応える 「彼といる私が好き。私といる彼が好き。

    • 悲劇のヒロイン〜おもちゃじゃない。人形じゃない。〜

      社会人になるということはこれから大きな未来がある事だとその時は思っていた 母親に18の頃少し奮発して買って貰った内側のポケットが少し解れているスーツを身に纏い職場に毎日足を運んだ 「社会人になっても使えたらいいね」 そんな思いが詰まったスーツは新しい環境で過ごしていく私にとっては心強く、日が経つ度に少し大人びたスーツに着られていた私が気が付けば様になっていた 私にとって不安な日、挑戦をする日は必ずこのスーツを着ることがルーティンになっていて絶対好きになる事の無いと思って

      • 自己満足

        女性の恋愛って不思議なもので 追われると逃げたくなり、 手の届かない人を追いたくなる ただ単に恋をしている訳ではなく、きっと手に入らないものを自分が手にしたいという独占欲なのだろう それって気持ち悪い。 自分を大切にしてくれる人が近くに居ても あの人との記憶を頭の中で追いかけ 愛し合った日でさえあの人が頭上に浮かぶ 浮気をしている訳ではないと正当化していて 本気で恋をしている自分に恋しているのだ 自分の気持ちに素直になれるのならば 今すぐにでもあの人を追いかけたい

        • 関係人間

          人間関係って面倒くさい 心を探って自分は傷つかないように 誰かを傷つけないように と回り回っても結果は多分決まっている そんな遠慮しなければいいと周りは言うが実際自分が嫌われるのは怖いからどうしてもバリアを張ってしまうのは私だけなのでしょうか? そんな嫌気を背に誰かは悪口を言うのだろう その悪口は小さいものが大きくなっていき 形を変えて周囲を侵略する 一度侵略されたそのものは無期限に停滞し続ける 何も知らないあの人が誰かの悪口を言っている 心を知らない私があの人の悪口

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          5本

        記事

          月の下

          これはただの喪失感なのだろうか 毎日続いていたLINEが無くなり "おはよう""おやすみ"がトークに来なくなった 日常の中に埋もれていたそんな些細な幸せが見えなくなった時に人は初めて大切なことに気付くのだろう それを日常が抜けたことによる喪失感か大切な人を失った恋心だったのかは誰にも分からない 自分だって分からないのだ けどきっと恋だったのだと ロマンチックだと言われてもいい 今は夜道の月を見るだけで貴方のことを思う 同じ月の下にいる貴方は今何を思いスマホを眺めているの

          コーンスープ

          「またね」別れを告げる時に貴方はそう言った 私は「バイバイ」と返した いつもと同じ光景なのに何故か切なく 走り去る車に手を振る 暗闇の中で光る自動販売機は私を呼んでいるかのように思えてあまり好きでないコーンスープを思わず買ってしまった "カチャ" 缶を空けると同時に心に穴が空いたような気がした いつからだろう "会いたい"が言いづらくなり"大丈夫"が増え "大好き"が消え去り"同情"が残った あんなに大好きだった貴方に気持ちが薄れていくことを信じたくない ふとした瞬

          コーンスープ

          水溜り

          今日も仕事をする為足を運ぶ 朝の空気は澄んでいて鳥のさえずりも何故だか「行ってらっしゃい」と背中を押しているようだ 白線は今日も歪むこと無く真っ白で行き先を示している これを辿っていけば道がありゴールがあるはずなのに辿り着かない 青い空は広く大きくどこを見渡しても無限の可能性で溢れている 私が見るソラは空っぽだった 皆それぞれ何を思い働いているのだろう 誰かの指示に従い私の意思なんて何も無い 上のご機嫌を取るため皆必死に荷物を運ぶ蟻のように 思いを一人一人持ち重い

          ワンルームの部屋

          大切な人って何故こんなにも近くにいるのに通り過ぎてしまうのだろうか 出会いは気付かない内に訪れ神様でさえ私達を結ばせようとしている "おはよう"のライン。"おやすみ"のラインただこれだけでも幸せなはずなのに なのに 追われると失うものの代償が大きくなる気がして手を差し出せない 傷付くくらいなら最初から幸せを逃した方が 大切なものを失うより自分の心が荒むのが怖い これってただの我儘なんでしょうか? 大切な人はすぐ近くにいる そんな事はとっくに気付いている それでも本当

          ワンルームの部屋

          枕元

          抱きしめられると貴方を手に入れた優越感 そして周りは静けさとベッドのきしむ音で包まれた 名前を呼ばれふと気付く 愛は今ここにあるのだと 私が他の誰かを想い貴方を見つめても貴方はそれには気付かない なんて愚かなんだろう 愛って。 抱きしめ合い名前を呼び肌でぬくもりを感じるこれが愛だというのならきっと私は心のない愛を感じている 受け取っているだけなのか 激しく求め合った午前二時 眠たい目を擦り貴方の背中にしがみついてみる 偽りの愛が終わった後の体は少し温かかった 二人の愛が

          ココア

          寒い季節になると思い出す 終わりは呆気なかった "好き"の言葉で友情も恋心も消え去っていった 私と一緒にいる時は他愛無く笑い2文字の言葉がこれから未来があるかのように聞こえた 関わりたく無いと拒んでもSNSを開き来るはずの無い連絡を待ち気付くと送信していたメッセージは開封済み 誰に向けてもないストーリーも何故だか私の返信を待っているかのように見えた 時は過ぎ大切にしてくれる人と出会い幸せな毎日を過ごした これで終わりだと思っていた なのになんで貴方なのか ずっと心の奥に