
バカな私が社会福祉士国家試験に合格した勉強方法
2月2日に第37回 社会福祉士国家試験があったとのこと。
受験された方、大変お疲れ様でした。
この記事を読んで下さっている方で受験されている方がいたら、手応えはいかがだったでしょうか?
私は第35回の試験に合格し、運良く社会福祉士を取得し、現在は資格を活かした仕事に従事できています。
私は第34回に初受験し、1度不合格を経験しています。
不合格だった時の勉強法は、ほぼ参考書だよりで、約3か月間から勉強を開始。仕事+家庭の色々で疲弊しきっている頭に参考書の内容をぶち込んでいく日々。今思えばよくやったなと思う。
ただ、結果は不合格。合格点は105点、私の結果は101点。
結構勉強したつもりだったけれど、ほぼ記憶から消えかけてしまっている科目もあった。
試験に落ちて、「社会福祉士は諦めよう」となった。でも、結局諦めきれず、第35回も申し込んだ。
申し込んだ後すぐ勉強を始めようと思ったけれど、分厚い参考書を改めて見た時に気持ちが萎えてしまった。そして、すぐ勉強に着手できず。
仕事も家庭も何だかバタバタしていて、結局勉強を始めたのは試験3か月前。
また前回と同じダルい勉強は無理だと思い、まずは勉強方法を改めることから考えた。
色々勉強方法を調べ、自分に合う勉強方法が見つかった。
結果、第35回で合格。(運もあったと思う)
前置きが長くなったけれど、今回は結構バカな私でも社会福祉士に合格することができた勉強方法を紹介したいと思う。
今年度受験したけれど受かった自信がなく来年度リベンジを考えている方、来年度初めて受験する方の参考になったら嬉しい。
バカな私が社会福祉士国家試験に合格した勉強方法
①参考書はほぼいらない
500〜600ページ程ある参考書を網羅できればそれにこしたことはない。
ただ、社会人で日々忙しい場合は、隅々まで読解するのは至難の技だ。
しかも参考書に載っていた情報と別な提示の仕方で問題が出題される場合もある。
そして、今はネット社会。インターネットで調べると参考書並にわかりやすく、様々な内容を調べられる。
私が合格した時はほぼ参考書は使っていない。
②どうしても参考書で勉強するなら過去問題集もセットで
これは当たり前過ぎるかもしれない。
インプットだけでは記憶に定着しにくい。アウトプットを伴って強く記憶する。仕事だって何だってそうだと思う。知識は使っていかないと身にならない。
そして、参考書を使わなくても過去問は必須。傾向を掴める。不正解選択肢の文章のクセも何となくわかってくる。
③おすすめの勉強ツール
これは実際に私が使っていたツール。
◯YOUTUBE
わかりやすく試験課題を解説している動画がいくらでもある。
私が観ていた(聴いていた)動画がこのチャンネルだ。
「カリスマ社会福祉士」さん。私の神様だ。
非常にわかりやすい解説。
私はよく家事をしながら聴いていた。この方の声も心地よくてどんどん内容が入ってくる。
◯アプリ
過去問アプリ。これも数種類ある。
私が使っていたアプリがこれだ。
「社会福祉士 過去問」
隙間時間にできるし、科目ごとの自分の正解率がわかるので非常にありがたい。
④自分が理解しやすい勉強法
学校で先生が教えてくれた勉強法が正しいとは限らない。目標は試験に合格することだから、世間一般的な勉強法から外れていても、自分が覚えられれば何でもいい。
実際に私がやっていた方法をいくつか紹介する。
◯誰かに教えるつもりで内容をまとめる
私はA4の用紙に、誰かに教えるつもりになって内容をまとめていた。
YOUTUBEとアプリで得た情報を自分なりにまとめた。
あとは誰かに教えているつもりになって、勉強した内容をボイスレコーダーに喋って録音した。それを聴くこともした。
◯やたらと出てくる偉人達を工夫して覚える
参考書にはら偉人の名前や、その人達が提唱した内容などは載っているが顔写真がないので、なんとも印象づかない。加えてかなりの人数の偉人達が出現するのでごちゃごちゃしてくる。
インターネットで顔を検索して、顔も印象付けると、それぞれの人をイメージしやすくなる。
あとは、あまりよろしくないのは承知だが、偉人達にあだ名を付けていた。正直これが1番頭に入る。
◯年表を作る
勉強の終盤では年表を作った。
時代背景と社会福祉制度はかなり関連している。
これは先に紹介した「カリスマ社会福祉士」さんが実際に年表を作っていたのを見て、「これだ」と思った。
◯各制度のリーフレットを見る
役場に行って、社会福祉課的なところに行くと色々なリーフレットがある。
誰でもわかりやすいように作られているのがリーフレットだから、制度の大枠は十分理解できる。
インターネットでも検索すると出てくるので使わない手はない。
⑤無理のない勉強時間
がっつり1日勉強漬けみたいな日は試験2日前くらいしか無かった。
仕事もあるし、勉強で家庭のことをないがしろにすると妻に怒られてしまう。
続けて勉強するのは長くて2時間だった。休みの早朝など。
あとは"ながら"がほとんど。家事しながら、通勤中のオーディオでYOUTUBEの動画の解説を聴く、隙間時間に5〜10分ずつ過去問をやるなど。
あとは2日前くらいから仕事の休みを取って、過去問とまとめ作業だった。この2日間は6時間ずつくらいは費やした。
◎まとめ
以上が私が社会福祉士国家試験に合格できたプロセスだ。
私は3日坊主体質なので、1年前から勉強するなんて続かないタイプだけど、1年前から勉強することや1日何時間も勉強することが苦痛じゃない人もいると思う。そういう人はそれでいいと思う。
自分がやりやすい、理解しやすい勉強法を見つければそれが1番。
何ともまとめにならないまとめですが、社会福祉士取得を目指している方の参考になれたら嬉しい限りです。