垢抜けない女の子が大変身するやつ
ふと思ったことがあった。
スーツなり作業着なり、個性を封じた服装をしなきゃいけない場面って、社会人には多い。
するとその人が本来オシャレな人なのかどうかって、判断がつきづらくなる。
私の周りの人で、なんか妙に前髪を重めのぱっつんにしてる人がいて、私はその人のことをなんとなく、なんか垢抜けないなーとか、意図的にそうしてるのかな?なんかミスったのかな?とか思っちゃっていた。
でもこの前その人と、服の話題で盛り上がったことがあった。
あと、正直ファッションにわかな感じの友達(?)が、その人の服装を『なんか個性的で変だった!』と形容していた。
ということは、たぶんその人から見ると個性的で変かもしれないけど、私からするとこだわりがあっておしゃれな人なんだと思う。
あまりファッションに興味がない人からすると良いのか悪いのかよくわからない髪型、メイクとかってあるじゃないですか。
それこそ前髪ぱっつんとか、ウルフカットとか、くるくるパーマとか、坊主とか。
ファッション、メイク、小物、ネイルとか、全体の統合によって初めてオシャレに見えてくるもの。
もちろん私もなんだけど、そういう人を見るとこの人はオシャレでやってるのか?それともなんかミスっちゃったのか?元々こうで垢抜けてないのか?と思ってしまう。
ということは、客観的に見て私もそのように思われてそうなのである。
私は普通の黒いスーツに、前髪までくりんくりんのカーリーヘア(自分的には海外の女の子みたいになりたかった)に、黒い大きなメガネをかけている。
(会社に行く時以外だったら、チークを大袈裟に塗ってそばかすメイクしたりもする。おさるさんのぬいぐるみみたいなリュックとか欲しいしね)
これ系のファッションっていうのは、私が思うに、『海外ドラマに出てくる冴えない女の子』のアイコンでもある。
かと言って私は残念ながら海外ドラマをよく知らないので、例に私のよく知るK-POPを挙げる。
例えばかの有名なTwiceのWhat is love?とか。
このMVのストーリーとしては、冴えない女の子(ナヨン)が出てきて、恋をすると垢抜けて通常のナヨンになっていくという感じ。
その冴えない(演出の)ナヨンのスタイリングはこんな感じである。
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まあ、ナヨンは元が当然かわいいから垢抜けないようなスタイリングでも可愛いですけどね。
でもこれって、まさに!な、前述の系統のファッションなのである。
もう一つK-POPで例を挙げると、(G)I-DOLのAllergyという曲である。
この曲のストーリーは、垢抜けない女の子(ソヨン)がオシャレお姉さん(他メンバー)に色々服選んでもらったりして、最終的に整形手術を受けるというもの。
そしてその垢抜けない(演出の)ソヨンはこんな感じである。
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当然ソヨンのカリスマ性でもって全く垢抜けてないようには見えないけど。
でもまあこれらの例から言えるのは、
『カーリーヘア✖️でかいメガネ=ダサいの象徴』
なのである。
正直私のようにそれに良さを見出して敢えてそのスタイルをやる人は多い。ある程度ファッション意識のある人は。
しかしほとんどファッション意識がない、もしくはこういった系統には触れていない、という人には、そのままこのスタイルは『垢抜けない人』に見えるのではないか。
などと自分に置き換えて思ったりした。
なんか話がまとまらないけど、服を着る側として思うのは、ファッションとは全体の統合であるということ。一個良いアイテムを持っていても他のアイテムに合わなかったら意味がないし、それぞれのアイテムが良くても、統合意識なく着ていては意味がない。
(ここでいう意味がない、というのは、ファッションセンス的付加価値が生まれない、ということ。正直私も毎日ファッションに気を遣っているわけでは全くないので偉そうなことは言えないが、一個良いアイテムを身につけたぐらいで、あるいは意識なくただオシャレそうなアイテムを身につけているだけでは、他人から見てオシャレには見えない、ということは言える)
そもそもこれはファッションに限った話ではない。
全体の統合意識を持つということは、クリエイティブなことにおいて何にでも通じる気がする。
今日の話もまとまらないなー。。。。