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映画「ペナルティループ」鑑賞感想(ネタバレあり)

新感覚ループ作品。ループ物の新しい潮流に乗った感覚。乗り遅れずに良かった!と心底から思った。 憎しみとは何か?から、人間の感情とは?と考える。感情、特に憎しみは一種の呪縛だとこの作品を観て、再認識。 相手を知れば知るほど憎しみから遠ざかり、自身の(憎しみという)呪縛から解放されるのではないか?相手を知れば憎しみの濃度が希釈され、自身がそこから解放されるのではないか? 憎悪に生身の人間のパーソナリティが追加情報として入る事で許せる場合も往々にしてある。 最近のエンタメに出

    • 「ケンジトシ」感想

      死生観 人間社会の慣習 宇宙と自然 これら全てに通じる普遍性、恒久性、輪廻 「ケンジトシ」……賢治と死 いや、トシの死をも経たところでの作品を生み出すとなると つまり賢治と詩 なのか… そんな事を思考しながら観劇していた。 劇中、スペイン風邪のパンデミック、自然と科学の共生、最終戦争論(戦争を終わらせる為の戦争)が、今のコロナ世界的流行、SDGs、ソ連のウクライナ侵攻と重なる。 今も賢治とトシが生きた時代も変わらない。 (個人的には、犠牲と献身の違いは、意志の違いではない

      • PLAN75

        公開2日目お昼すぎに鑑賞。 40代以上の年齢層でほぼ満席。 個人的には 未来の日本の為とか他者の為ではなく 寂しい、辛い等、理由はなんであれ 自分自身の意思としての選択ならプラン75はやっぱり「是」だと思う。 本人の意思決定よりも周りによって (間接的だとしても)その人の死が決められている現状の方が気持ち悪い。 介護者不足がより深刻さを増し、外国人労働者に頼らざるを得なくなることなど、よく調べてるなという印象。 しかし、老人本人が正体が分からなくなってもなお生かされ続け、

        • 推しの軌跡を追いたくなったオタク①年表作成の理由

          そもそも推しの仕事っぷりに惚れ込んだところから沼化した。月並みだが、こんなに表現の機微を演じ分け、役によって全く印象が変わりすぎて、同一人物だと脳が処理するのがこんなに難儀な役者を私は知らなかった。この人どうなってるの?から始まり、そのパーソナリティーを知りたいと思い「童詩」を熟読し、「やんごとなき雑談」を読み漁り、紡ぎ出される言葉や行間から見え隠れする思慮深さ、決して表には出さない努力と悔し涙に裏付けされたであろう、柔らかくも、力をもった芯のある言葉。不意の優しさ。なんなん

          テスト

          はい、どうも https://search.yahoo.co.jp/amp/s/eiga.com/amp/news/20211020/1/%3Fusqp%3Dmq331AQIKAGwASCAAgM%253D なるほど ほうほう