能見大会を観戦して
おはようございます。
ユーキです。
昨日全日本競歩能見大会が開催されました。
男子20キロは最後まで目が離せない展開で面白かった。
さすが五輪選考会。
選手同士の駆け引きがひしひしと伝わってきた。
しかし、私は試合を観戦しながら思った。
競歩をやっていない人、もしくわ初めて見る方はルールはある程度知っていても選手同士の駆け引きと言われてもピンと来ないんじゃないかな〜っと。
簡単にいうと選手たちはただ同じペースで歩いているわけではない。
1キロのラップタイムこそあまり変動が見られない。常に同じスピードで歩いているように思われがちですが1キロの間にもスピードの上げ下げをトップ選手たちはしているのです。
例えば1キロ4分ペースで歩いているとすると500mの通過タイムは2分。だから2分ジャストので通過していると思われがちですが、前半の500mは2分3秒、後半の500mは1分57秒これで1キロの通過タイムは4分。
500mの間に6秒上げられたら結構しんどい。
今回は例えとして説明をしましたが、選手たちはこんな感じでペースをコントロールしながらレースを進めています。
ですので集団から離れてしまう選手はただ疲れたからはなれてしまうのでは無く、そのスピードの上げ下げによって振り落とされてしまっているのです。ここがスポーツのシビやな弱肉強食の世界。
競歩のルールとこの選手同士の駆け引きを知るとまた競歩という競技が面白く観戦することができると思います。
次回は4月12日
東京五輪最後の選考会。
全日本競歩輪島大会が開催。この大会は50K競歩の選考レース。男子50K競歩の代表枠は残り1つ。その1枠を目指し選手が競い歩きます。
とても長丁場なレースですがLive配信もすると思うのでぜひ見ていただきたい。
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