統合失調症女がオリンピックを観て思うこと
東京オリンピックが始まってから、テレビにかじりついて色々な種目を観ている統合失調症持ち40歳のなっちゃんです。
どの種目の選手に対しても、尊敬の念が溢れずに居られない私ですが、その中でも、試合を終えた選手が口にするセリフに私はいつも感心させられます。
「家族や支えてくださった方に感謝の気持ちでいっぱいです。」
良い結果を残す選手になればなるほど、自分の力だけでこの結果を残せたのではない。という意味合いのことを話されます。
この言葉は、この一視聴者でしかない私にとっても心に刺さるものです。
では、オリンピック選手ではないにしても、果たして私はここまで周囲の人に感謝できているだろうか?
自分が今ここで生かされていることを意識して、仕事が出来ていることや、
毎日の生活を送れていることに感謝し、
自分を産んで育ててくれた家族や、結婚して出来た新しい家族や多くの友人にも、こうゆう気持ちをちゃんと持つことはできているだろうか?
そう自分に問うと、あまり自信をもってイエスと答えることが出来ないでいる自分がいます。
私は、今まで自分を育ててくれた家族に対して、屈折した気持ちしか持っていませんでした。
被害者意識が先行して、両親がもっとこうだったらとか、もっと恵まれていたらとか、そんなことばかりに目が行って自分が如何に色々なところで支えて貰っていたかを分かっていなかったのです。
そんなことに今日何故か深く思い至り、自分の身勝手な認識を改めるキッカケを得たように感じました。
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今回の東京オリンピックに出場している選手の中には、難民選手団として参加されている方もいらっしゃいます。
紛争や迫害により国を追われ、生活していくことにさえ様々な困難を持っている方もいらっしゃるとのこと。
そのような環境の中にいても、希望を捨てずに最後まで諦めない気持ちを持って競技に向かっていくという姿勢から私は、人生を強く生きていく為の力を与えて貰えています。
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最後になりますが、今回のオリンピックで、私が一番関心を寄せているのは男子サッカーの久保建英選手です。
あの小さな身体から繰り出されるドリブルや的確なパスワーク、そして3試合連続のゴールを観て私は、
「こんな自分でも出来ることはあるのではないか。」
という気持ちが沸き起こってくるのを感じました。
8月3日に行われる準決勝のスペイン戦。
今からとても楽しみにしています。
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今日はここまで(^^)/
それでは、また☆