君たちはどう生きるか?
昨日、やっと「君たちはどう生きるか」の映画を見ました。本当は一週間前くらいに見る予定だったけど台風の影響でやっと見ることができました。
感想としては、どういうこと?が6割、映像が綺麗が4割でした。私には到底理解できない宮崎駿の人生がそこに詰まっていた気がします。
この作品を私は「産まれる」をテーマに作られたものだと思いました。私たちが住んでいるこの世界は生き物が「産まれてくる」場所で、積み木のバランスによって決まる世界が、私たちの世界を牛耳っている。生まれ変わる扉がいくつも存在している。色んな想像をしながらこの映画を見ていました。
一見意味の分からない、正解は一つではなく、自分の中にある。自分の解釈次第で物語の見方が変わってくる。そんな映画でした。
私は答えのない世界が好きです。この映画もそう。問いのないものを考え、友達と意見交換をして、さらに自分の考えを深めていく。そんな時間が好きです。
だからこの映画は私のすきを沢山ちりばめたような映画でした。
今の世の中、特に現代は答えを導き出さなきゃいけないような生き方を強要されているような気がします。答えを出さないとみんなすっきりしないし、安心できない。そんな感じ。でも私は答えは導き出さなくてもいいと思います。導き出す過程を楽しむことが大事なのかなと思う。なんでもそうです。この選択をしてどうなりたいのか?この行動をして正解なのか?周りの人はそう答えを聞き出そうとします。やってみる前から答えを決めつけようとします。安心するからです。確かに答えを出すこともめちゃくちゃ重要。だけど、ふと心のままに動いて、理由なんか考えずに心のままに動いて、やってみた後についてくるものが答えであって、自ら導き出すものでじゃないと思います。そしてその答えは人それぞれ違うし、正解不正解ありません。ただ「答え」として存在しているだけです。ただの私たちを安心させるための、存在意義を見出すための材料の一つなだけなのだと思います。そんなものに悩むよりかは、導き出す過程を楽しんで、どんな答えであっても気持ちよく受け入れられるように動いたほうがいいと思う。
何が書きたかったのかというと、何も書くつもりはありません。ただ私が映画をみてそこから考えを広げて、その過程を書いただけで、別に何かを伝えるつもりもありません。
これからの人生どう生きるか、のんびり考えようかな、、、
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