最近の記事

「自己嫌悪」も一種のドラッグだね

「死にたい」という思考回路は自分自身を期待させないための魔法の言葉。私自身の存在意義を示してくれるドラッグだ。

    • 誰かの幸せを願えることが幸せ

      自分の幸せを願うことだけでなく誰かの幸せを願えることが一番の幸せだ。 そう実感したLES WORLDのTHE ONEミュージカル。あれは本当に奇跡だった。きっともうこの機会は二度とないだろう。何百人ものお客さんの暖かい歓声と拍手。キャストたちの表情。そして子供たちのきらきらした笑顔。 様々なバックグラウンドを背負った子供たちがここ日本に集まって同じご飯を食べて同じところで寝て、同じ曲を歌う。その曲は”私たちは一つ”を意味する歌。こんな奇跡があるのだろうか。幸せがあるのだろう

      • 能登半島でのボランティア活動

        飛行機で2時間、ミニバスで約8時間揺られ、夜、能登半島に到着した。 6/22から6/29までの一週間、私は人生で初めての災害ボランティアに参加した。 1月に大きな地震があった能登半島。そこにあったのはまだ復興が進んでない街並みと沖縄から来た私たちを暖かく迎えて迎えてくれる地元の人たち。 活動を開始した2日目。地元の子供たちが集まるカヌー体験のお手伝いをしたとき、子供たちの明るさにとても驚いた。能登に来る前、災害があった地での人との関わりはもっと暗いものを想像していたが、思

        • ぷらぷら雨の日

          雨の日は好き。一人でいるときの雨の日。 ぽつぽつ音が落ち着く。最近はちょっと疲れ気味らしい。 就活に恋愛にバイト。あと大学のこと。色んな事を頭の中で考えている。 答えは一個も出せてない。自分は何がしたいのか、どうすべきなのか。 良い者?悪者?案外性格悪いのかなとか 晴れの日は「何かしなきゃ、何か成し遂げなきゃ」って思っちゃう。急かされてる気分になる。 でも雨は、ゆっくり落ち着いていこうっていう気持ちになるから一人でいるときは雨が好きだな。 友達といるときは断然晴れの日が

          東京

          5月はしんどい月だった。就活で東京に1週間いた時が一番しんどかった。 東京。東京。憧れの東京、理想の街。 私が描いていた東京は思っていたよりも灰色で混沌としていて、人間の欲と鬱な部分が混じった場所だった。 東京に住んでる人が心に余裕がなくなる理由がわかる。 小さなストレスに沢山耐えなきゃいけない。 大勢の人を避けて歩かなきゃいけない。 満員電車に耐えなきゃいけない。 誰よりも早く歩かなきゃ生活できない。 落ち着ける場所は駅のトイレとか公園とか。 常に心がざわざわしていて

          ぼちぼち独り言

          爽やかなhiphopじゃなくてどろどろの大森靖子が聞きたくなるし、自己啓発本じゃなくて少し悲しい小説が読みたくなる。 似合わないスーツと慣れないヒールで晴れた街を歩いて、心の中で不器用な私を褒める。そんな日だ。 あと30分後には面接があるのに、note書いちゃって、ほんとに社会人になれるのかな。 魅力的と言ってくれた人を忘れたくないな。 堂村瑠羽を聞いて悲劇のヒロインぶるのが一番居心地いいのだ。 心のよりどころが考えられなくなって独りを感じるときもある。 丁寧な食事

          ぼちぼち独り言

          東京

          人が多いところへ行くと余計に孤独を感じる。 一人で生きて、一人で考えて、周りの笑い声が他の雑音よりも余計大きく聞こえる夜。 東京はそんな街だ。情報と人と場所が交差して自分の存在意義が薄れていくように感じる。

          これ以外

          「これ以外ほかにやりたいこともないんだ これ以外ないんだ取柄が」 熱狂を終えた今、私には何が残ったんだろう。みんなには何が残った? 沖波祭が終わって約2週間、会場だったイーアス豊崎はもう普通のショッピングセンターに戻ったし、私はまたバイトをしながらESを書く元の日常に戻った。もう定例MTGもないし沖国で対面で集まることもない。夜中までマックでタスクをすることもないし、ガストでみんなでごはんを食べることもない。 さみしい。毎回この時期はさみしくなる。終わりがあるってわかって

          これ以外

          ZORNになりたい

          感情がぐるぐるうごめく。忘れてしまったもの、思い出せないもの、新しく芽生えたもの。常に自分と隣り合わせにあるものだから、切り離したくても切り離せない。向き合わないといけない。 思い出したい感情がたくさんある。まだ何もしらなかったあの頃の話。もう二度と抱くことはないだろう想い。純粋にワクワクしてたあの時間。手に取ろうとももう届かない。まだ過去にすがりたくなる、取り戻せない美しい思い出に浸っていたい。 「ヤマアラシのジレンマ」という言葉に近いものなのだろう。近づきすぎるとお互

          ZORNになりたい

          自分記録

          私は何者かになりたい。何者かになって私のアイデンティティ、自分の価値を絶対的な「何者か」にゆだねたい。 早く何者かになりたくて、いろんな環境に飛び込んだ。TABIPPO、 LES WORLD、沖波祭。どれも刺激的で、周りもすごい人ばかりで、この環境ならすごい自分になれるんじゃないか、そう思った。 でも結局何者にもなれなかった。「この環境で活動している自分が好き」ただそれだけで終わってしまう。毎日やるべきことがあって、でも疲れてるだとか、なんだかしんどいで、やるべきことをそ

          自分記録

          死なないでなんて自分のエゴ

          あなたの大切な人が「死にたい」とつぶやいたら、あなたはなんて声を掛けますか? よく人は、死にたいとつぶやく人に対して、「死にたいなんて言わないで」「あきらめないで生きろよ」「がんばれ、明日はきっと楽しいよ」と声を掛けます。それはそれでいいのだけれど、死にたい人に対して「死なないで」って思うことって結局、自分のエゴを押し付けてるだけのような気がします。 その人が死んだら”自分が”悲しいから、”自分が”辛いから、自分は死んでもどうでもいいのに、その人が死のうとするときは「死な

          死なないでなんて自分のエゴ

          寝台列車

          ガタガタガタゴトゴトゴト。とてもうるさい音をたてながら走る寝台列車。 今日そこが私たちの宿だ。 最悪な環境の中、なかなか寝付けず、窓の外をぼーっとみながら座っている。 でも全然嫌じゃないな。現地の人たちは毎日この電車に乗ってどこか遠いところへ行くのだろう。 後ろを振り向くと皆んなの寝顔が見えて少しホッとする。 景色だけをみていると孤独と不安を感じてしまうからたまに隣で寝ている皆んなを、後ろの方で寝ているタイ人?何人?その人たちを眺める。 電車に乗っている時は終わり

          寝台列車

          誰かと一緒の旅

          一人旅よりも誰かと旅するのが好き。 みんなであーだこーだ言いながら目的地まで何時間もかけて向かうこと。 思ってたよりもしょぼかったねって共有し合えること。 おいしいもまずいも全部分け合えること。 午後から活動して、一日終わるの早いねって言い合って、明日は早起きしようって約束して結局また午後までだらだら過ごすこと。それを楽しいからいいやって爆笑すること。 生まれた場所も環境も違うのに、1つの場所に集まって異国の地を歩いていること。 そんな幸せなことが沢山溢れている誰

          誰かと一緒の旅

          君たちはどう生きるか?

          昨日、やっと「君たちはどう生きるか」の映画を見ました。本当は一週間前くらいに見る予定だったけど台風の影響でやっと見ることができました。 感想としては、どういうこと?が6割、映像が綺麗が4割でした。私には到底理解できない宮崎駿の人生がそこに詰まっていた気がします。 この作品を私は「産まれる」をテーマに作られたものだと思いました。私たちが住んでいるこの世界は生き物が「産まれてくる」場所で、積み木のバランスによって決まる世界が、私たちの世界を牛耳っている。生まれ変わる扉がいくつ

          君たちはどう生きるか?

          神様だと思ってたけどただの人間だった

          最近まで神様だと思ってた人がいます。言語化がうまくて、聞き上手で、誰にも知られず努力してて、私は、ああこの人は神様だとずっと思っていました。神様だと思っていたからあのノートも書いたんだと思います。 神様だと思っていたから、お話する時も、神様に認めてもらいたいと思う気持ちで、ごますって話してたり、神様だと思っていたから、意見を全部肯定してたり、神様だとおもっていたから、やること全てに対して感心しました。 でもここ最近、私は思いました。この人は神様じゃない、神様っていうのは私

          神様だと思ってたけどただの人間だった

          懐かしいは美しい

          "懐かしい"という感情がなぜ美しく感じるのか その問いにはっきりと答えを出してくれたノートを見た "懐かしさを感じて心地よくなったり、美しいと思うのは、過去の出来事が今生きてる私を繋いでくれているからだ" すごく、ものすごく単純な、単純すぎる答えだけど、心の中にあったモヤがすーっと、このノートを見た後に無くなった気がした。 例え忘れたい過去であっても、醜い過去であっても辛い過去であっても、今幸せに生きれている、呼吸をしていられる、今を噛み締めることができる私を繋いてく

          懐かしいは美しい