〈解題〉夢日記#1〜#3
あまり夢を見ないわたしですが、夢日記が少しずつたまってきました。
なんでこんな夢を見たんだろう?とあとから考えて、思い当たるふしがあるものやらないものやら。
それでも解題可能なものについて、簡単にまとめてみました。
#1 モノクロームの花火
この夢のなかで自分がいる場所のイメージは、遊牧民の〈パオ〉みたいな感じ。閉じた暖かい空間。
飛翔体の爆発や流星のたぐいは、最近フォローしているプラネタリウムのポストから脳みそが引っ張ってきたっぽい。それと、実際に散歩中、飛行機雲を見たのがミックスされたのか。
見上げる構図がそのまま出てきている。
#2 末裔たち
この夢は、夢日記を書き始めたきっかけ。というのも、〈三人称視点の夢〉だったから。夢って一般的には自分が主人公なのでは…と目が覚めてから不思議だった。
見棄てられた移民のイメージのもとになったのは、垣根涼介『ワイルド・ソウル』だと思う。
県立図書館で、いくつかのアンケートに答えておすすめの本を選んでもらえるという企画があり応募した。選書された五冊のうちの一冊がこれで、初めて読む作家さんだったが骨太な小説で「当たり」だった。
第二次世界大戦後まもなく、日本からブラジルへ国策として移住した人々の、その後の話。かなりハードモードの人生あり、恋愛あり、復讐劇あり。テーマは骨太で重いが読後感は悪くない。
#3 犬の動物園
「犬の動物園」ってなんだよ。と自分で思ってしまった夢。
レモネード屋さん云々は、最近家の前にカーポートを建てたことで、やや浮かれた心境になっていたみたいだ。そして、隣家のご夫婦にはなんの恨みもありません…。
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