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解離性障害人格者、あきときです。花鈴についても僕が代行して書きます。

お久しぶりです。
解離性障害人格者のあきときです。
僕は男性人格者の少年ですが、息子くんと母子寮で暮らしていた為、色々な事が出来ます。

息子くんのお誕生日の動画!
僕、すっごく楽しみにしていたので、大きくなった息子くんを見て、少し泣けてきました。
途中で、ほとんど天井だったよ!と思ったけど、沢山笑っていて本当に良かったです。

あの頃より、僕は少し大人になりました。
前回のnoteで主人格の彼女が語った通り、
外の世界でいい事ばかりではないです。

僕達を1人の人間として見てくれない人は、大勢いると思います。
見た目は、主人格の彼女は大人の女性なので、仕方がありません。

僕は大人が嫌いですが、別に全員嫌いというわけではないです。

例えばですが、先日の出来事の事です。

ご褒美として主人格から、設定金額を決められて、GUに買い物に行きました。
古着屋さんは良い物は高いから、なるべく安く全身のコーディネートをしたくてみにいきました。

GUでコーディネートをしていたら、お婆さんに話しかけられて、正直驚きました。
「美大生なのね!貴方センスがいいわ!主人の洋服を選んで欲しい。」と頼まれて、困惑しましたが、お年寄りのお願いを断れなくて、ご主人の洋服を選びました。

ちなみに僕は美大生ではないけれど、まぁいいかと思いました。

僕は買いたいものがある程度、決まっていた為、すぐに帰宅する予定でしたが、お婆さんのお願いで、帰りが少し遅れました。

それにしても、女性は歳を重ねても、直ぐに決める事はなく、凄く悩むのだなと思いました。

ですが、ご主人の洋服を選びに来るお婆さんは、とてもご主人想いの優しい方なのだと感じました。

単純に、僕自身もセンスを褒められたのは、とても嬉しかったです。
なんだか変な時間だったけど、とても楽しかったです。

勿論、僕が主人格の彼女自身でない事や、主人格の彼女が解離性障害で、人格交代をしているなどとは思ってもいなかったと思います。

それでも、僕と普通に接してくれた事がとても嬉しかったです。
なんだか僕も嬉しい気持ちになりました。

主人格の彼女は、現在のパートナーと出逢うまでは、色々な服装を好む人でした。
元々主人格の彼女がアパレル店員であったので、
僕らも色々な格好を楽しむ事が出来ました。

でも、流石に僕はスカートを履くのは嫌です。
現代は、ジェンダーレスという言葉があるようで、僕のような人でもカッコ良い格好をしていても外の世界の住人は気にもしないので、有り難いです。

ただ一つ、主人格の彼女はスタイルが良いですが、凄く華奢な人な為、主人格の彼女にあった服で、且つ、カッコ良い男性の服を選ぶのに、本当に苦労します。

アクセサリーのひとつにおいても、華奢な為、サイズが合わない事が多いので、皆んなで作る事もあります。

後、僕らが日頃気をつけている事は、繁華街には人格交代が行われている時には行かない事です。
僕達が繁華街に行く時は、パートナーさんに付き添ってもらいます。

主人格の彼女自身のスタイルが良い為、男性から話しかけられたりする事を避ける為です。
主人格の彼女は今年で35歳になりますが、20代くらいに見られると思います。

また、僕達、男子や女性人格者もそれはとても気をつけていて、胸が開くような服や短いスカート等は、履かないようにしています。
全てはトラブルを避ける為です。

現在のパートナーさんも、清楚な人が好きな為、
主人格の彼女自身もパートナーさんの好みに合わせて洋服を着ているのだと思います。

元々主人格の彼女は、お姉さん系ギャルよりの人でありましたが、今は髪の毛も真っ黒です。

花鈴について、主人格の彼女が語りたかったようなので、代わりに僕が語ります。

なおくん、僕、つきちゃんは、元は破壊人格者として誕生しました。

破壊人格と聞くと怖いかもしれませんが、
別に外の世界の人に危害を加えたりはしません。

なおくんの場合は、ゆきちゃんを守っていたのだと思います。
僕やつきちゃんの場合はまた別ですが、破壊人格者として誕生すると中では黒いオーラのような物が現れます。

単純に中でも外でも人と接したくないだけで、主人格や外の世界の人を傷付けたりはしないので、勘違いしないで欲しいです。

中にはそうゆう解離性障害の方もいるかもしれませんが、僕らはそうではなかったです。

花鈴は不思議な子です。
なおくんも僕もつきちゃんも黒いオーラを纏って誕生したのに、何一つ怖がる事なく、毎日毎日、笑顔で話しかけてきました。

中で変な物を作って見せてきたり、いや、外でもよく変な物を作っていますが、とにかく花鈴は常に笑顔で天真爛漫で、気付けば、皆、不思議と花鈴の事が好きになります。

そうすると、僕達の黒いオーラが中でなくなって変わっていきます。

不思議な子です。
花鈴は情報通で、器用で、純粋です。
でも、頭の回転も早い。
人が笑顔になる事が誰よりも好きな子です。
母子寮に住んでいた頃も、率先して外の世界と関わりを持ったり、外の世界の勉強をしたり、変わった子だなと思っていました。

今は僕からしたら、花鈴は向日葵みたいな人で、太陽のように眩しい。
そんな存在です。

人と争う事を嫌い、みんなが仲良く笑顔で過ごせる日々を考える、ポジティブな花鈴。

諦めが悪くて、努力家で、歌は物凄い下手だけど、常に誰かを笑わせてくれる変わった女の子です。

主人格の彼女にとって、花鈴はとても特別な存在なのだと思います。

僕達にはそれぞれ、一人一人、個々の部屋が中で存在します。

皆んなで話す時は、リビングのような場所があります。

花鈴が特別な存在である証拠は、花鈴のみ、皆んなの部屋に自由に行き来する事が出来ます。

ある程度人格者同士仲良くなると、例えば僕ならなおくんの部屋に遊びに行ったりできるけど、初めから誰の部屋にも行き来出来るのは花鈴だけです。

また、主人格の彼女の部屋というのがあり、彼女の部屋に行き来できるのも花鈴のみです。
主人格の彼女が幼少期に飼っていた犬もいます。
なので、よく花鈴が中でお散歩に連れていきます。

ある意味外の世界と同じで、普通に草原や森などもあります。

ないとするのなら、通貨。お金くらいです。
なので、僕達は外でのお金の教育を受けて外の世界へでます。

僕は教育係がなおくんだったせいか、字は綺麗ですが、算数が苦手です。
なおくんが算数が苦手だったので、外の世界で勉強しました。

なおくんは、外の世界に詳しいけれど、勉強はからっきし出来ません。
と言ったら僕が後から怒られそうだけども。
なおくんは病気で、小さい頃から勉強できなかったので仕方ないと思います。
とフォローしておきます。
でも、なおくんが大好きな気持ちに変わりはありません!

花鈴の話に戻りますが、主人格の彼女に何かあると、愛さんと花鈴の部屋だけ赤いランプが点灯し警報音がなります。

そうすると、愛さんと花鈴は大忙しです。
何かあるというのは、例えばですが、主人格の彼女が転倒したり、何か大きなショックな出来事が起こると、ランプと警報がなるようです。

花鈴は情報伝達係なので、常に大忙しです。
それぞれ、役割分担というのが存在しています。

あと書くのを忘れていたけど、花鈴は関西弁を話します。
といっても花鈴は関西人じゃないので偽ですけど。

関西弁を花鈴が話すようになったのは、何故か?なのですが、主人格の彼女のお医者様が関西人だった事や母子寮当時によく笑わせてくれた訪問看護の人が関西人だったので、関西弁は人と仲良くなれる言語?だと思ったらしいです。

下手くそな関西弁だけど、それもまた花鈴の個性で僕は好きです。
花鈴は昔は花鈴のありがとう日記とかをつけて、
こうゆうnoteのような場で発表してみたり、母子寮の英語の先生を捕まえて、独学で学んだ英語の手紙を送って見たり。
本当に面白いです。

前に現在のパートナーさんが花鈴に送った、パンチをするボールペンに謎の100円ショップで購入したシリコンのお尻をつけてみたり、おぱんちゅうさぎのクリップを改造して、頭からお花だ!と言って作ったり。

本当に変な子だけど、毎日花鈴といると中でも外でも笑顔が溢れる。
そんな子です。

そんな花鈴が僕は大好きです。
僕だけでなく、皆んな花鈴が大好きです。
花鈴には不思議な才能があるのだと思います。
こんな話を書いていたら、面白い花鈴に会いたくなってきたので帰ります!

あきとき。






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