15・退院〜1ヶ月
6月19日
手術した傷にはアトファインというテープを貼ってあるのだが(傷がケロイド状になるのを防ぐため)お風呂に入る時みると、なんだか黒い。
え、これ、出血してる?
6月21日
やはり出血していたようで、漏れて下着に付着。
あーーーーーー。
多分、リンパ液が止まってなくて、血も混じってるんだろな。
6月22日
さすがに不安なので病院に電話。
午後に来院。
主治医ではなく、応急処置だけしてもらい、終了。明日術後1週間目の診察があるので、そこで診てもらえとのこと。
とりあえずは傷周りに軟膏を塗ってガーゼで対応。
看護師さんが「下着汚れちゃうのでナプキン使うといいですよ」
なるほど!吸収力バツグンだもんね!(笑)
そんなわけでこの日より「おっぱいにナプキン」という謎のプレイ開始。
6月23日 術後1週間の診察日
リンパ液を注射器で抜く。
えええ、結構出るじゃん。
先生「びっくりしたでしょ?」
私「はい、さすがに、えぐ、、、ってなりました笑」
先生「今日結構抜いたからね、おっぱい小さくなっちゃった」
私「腫れてて大きくなってたのにー!」
先生「数日間のまやかしでした笑」
私「しばらく楽しんだのでいいです笑」
診察室でこんな会話してるなんて、どうよw
しばらくアトファインなし、薬+ガーゼ+ナプキンの三重奏。
この場合、どのタイミングで病院行けばいいのか。
いつまでにリンパ液が止まらなければ病院へ、とか明確な指示があればなあ。
7月10日辺りからリンパ液は少なくなってきた。
ネットで見たら1ヶ月くらいで止まるとは書いてある。
傷口がえぐいので毎日のお風呂が若干憂鬱に。
ねえ、これ治る?
7月に入り、腕がだいぶ上がるようになってきた。
前からは目の高さくらいまで。
ただ横からは肩くらいで筋肉が痛くて上がらない。
傷も気になるけど、リハビリもしなきゃ、なあ。
次の診察は病理結果を聞くための診察で1ヶ月後。
傷の不安と、病理結果の不安とを抱えて過ごす1ヶ月。
でも不思議と手術前のような漠然とした恐怖は、ない。
いや、ないと言ったら嘘になるけれど、不安にかられても、すぐに前を向けるようになった。
あたし、成長してるじゃん。
51歳にして、まだまだ成長の伸びしろがあるんだぜ?