見出し画像

“ツクルバ” の魅力を届けたい!

運命の出会い

進路を考えていた時、図書館でたまたま「場のデザインを仕事にする」という株式会社ツクルバのこれまでとこれからが記された本に出会った。

幼い頃からの興味でずっと建築に携わる仕事をしたいと思いつつも、具体的に何がしたいのかずっとわからないままであった。
建築士になりたいけど、物理や数学は苦手だし、好きじゃないから構造とか土木とかは違うなって思って、計算したくないから意匠系かなとぼんやり思っていたくらい。

そんな私に、私の将来したい仕事はこれだ!という気づきを与えてくれたのがこの本であり、この会社である。

幸いなことに、この本に出会ったときちょうど、大学入学のための志望理由書を書いている最中だった。下書きの段階ではまだこの本に出会っておらずとりあえず、建築、デザイン、といったところから空間デザインがしたいです!なんて書いたけど、実際空間デザインで何ができるのかもよくわかっていなかった。そしてこの本に出会い、私のしたいことが見つかり、志望理由書はこの夏での経験も踏まえより具体性の増したものが書けたと感じている。ツクルバに感謝、図書館に感謝。

そしてなんなら今は、あれ、もしかして私は建築士になりたいとも思っていないんじゃないか?って感じていたりもするが、これは大学に入ってから考えることにする。(大学はデザインも建築も学べる場所にしたから)

ツクルバは場を作る

「場の発明」を通じて欲しい未来をつくる。

目に見える場所、そこに関わる人々、そして目には見えない想い。これらの掛け合わせで立ち上がるものが「場」であり、「場」は人と人を想いでつなぐ媒介役です。

TSUKURUBA MISSION

ツクルバ(作る場)の名前の通り、場所(空間)作りをするツクルバ。
本で紹介されていたツクルバの事業は以下の通りである。

co-ba ──新しいチャレンジが生まれるワーキングコミュニティ
hacocoro ──心ふるえる体験をプロデュース
cowcamo ──日本の住まいにオルタナティブをつくる

毎度感じるのだが、もうネーミングセンスと選ぶ言葉が素敵すぎる。
どれもキャッチーで、記憶に残りやすい。
そしてそれってどんなものなの?と興味を引き立てられものばかり。

これら事業の中でも特に私が興味を持ったのは、co-baである。
もともと今までとは異なる場所作りとして、サードプレイス、学校におけるオープンクラス、オープンスペースなどのワードに興味があり、コワーキングスペースというワードにも『!』を感じた。

ツクルバの行うワークスペース作りは、ただ単に家やオフィスと異なる場所で仕事・作業をする、というものではない。

co-baという空間に人というコンテンツが加わって初めて成り立つものである。違ったビジョン、違ったスキル、違った考えを持つ人々が集まる場所を作ることで、『違い』をミックスした爆発的な革命を起こそうぜ!みたいな。(勝手に解釈しています笑)だから、co-baには自然と、人と関わり革命を起こしたいみたいな人が集まってくるのだと思う。

今の時代は、個人の自由、個人の尊厳が重要視されているが、私は個人だけでは生きていけない世の中であると思う。他者と関わり、他者と時間を共にし、その上で自分とは何なのか、自分の持つものは何なのか。それを見つけていくべきだと思う。

私自身、もともと人見知りで、人前が苦手で、自己表現が苦手な根暗な人であった。(今も根本的には変わっていないけど)
だけど、私の周りには、自分とは違うアクティブで積極的で、生徒会長やボランティア活動など恐れずどんどんチャレンジしていく人たちで溢れていた。そんな人たちに一種の憧れを抱き、変わろう!と決意した時から、どんどん関わる人の幅も増えていき、積極的な行動の姿勢、コミュニケーションの姿勢によって、ますます自分の中の変化も感じてきた。

だからこそ、人と積極的に関わろうとする場所作りの大切さに共感した。
ツクルバの行うco-baはまさに私のしたいことだった。

私が魅了されたツクルバ

ツクルバの創業者の想いの溢れた文章がこちら。

場には人生を肯定する力がある。

自分で自分の背中を押すことができないように、 ひとりでは、ずっと前を向いて生き続けることは難しい。
互いのことに共感したり、意見をぶつけ合ったり、応援したり、助けられたり、一緒に何かに取り組んだり、人生にはそんな時間が必要だ。


だから、私たちは「場」をつくっている。
様々な想いでつながれる「場」があることで、 自らを表現し、新しい人と出会い、仲間の輪が広がっていく。 喜びを分かち合うことも、苦しいときに逃げることもできる。 小さな行動から、大きなムーブメントになることだってある。
そう、「場」には人生を肯定する力がある。


それぞれが自分の人生を肯定できるようになるために、ひとりでも多くの人と、ひとつでも多くの「場」を発明し、誰もがありのままに生きられる世界をつくっていく

共同創業者  中村真広 / 村上浩輝

「場」には大きな力がある。
「場」は工夫次第で、無限の可能性を持つ。

自分自身でも分からなかった、なぜ私が建築を志し、空間デザインをしたいと思っているのか、という答えに対するヒントを与えてくれた。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?