スポーツ系の大学・学部志望生に告ぐ!【日本史の勉強編】

さて、今年ももう2月だ。
大学一般受験シーズンのピークになるこの時期に新3年生に向けた日本史の勉強のやり方や考え方を自分の経験談を元に送りたいと思います。

注意点

この記事の対象は以下の2つに当てはまる人である
①順大や日大、高くて立教あたりまでが目標
②部活やクラブチームなど、日頃から勉強以外の活動をしている人
①の場合、立教あたりまでなら以下の項目で挙げるものをこなせるだけで日本史は大丈夫であると思うが、それ以上のレベルの大学はそれに加え、マニアックな知識や高度な論理力が求められるので、レベルの高い予備校でじっくりやるか、そもそも高偏差値の高校でないと難しいでしょう。
②についてはお察しの通り、ただの帰宅部だったらもっと勉強できるだろうと思い、対象外にします。

まずは4点セットを揃える

・日本史の教科書(山川出版社)
・日本史資料集(会社はどこでも良い)
・日本史用語集(山川出版社)
・日本史一問一答(東進or山川)
これはスタンダードなので、まずはこれをしっかり抑えましょう。

3月には教科書を最低一周せよ

山川の日本史の教科書なら最初から最後まで1ヶ月で一周出来ます。これすら出来ないようだと受験は無理です。
内容を理解出来なくても構いません。名詞だけでも頭のどこかに入っていれば、4月以降通史を一周しても、すんなりと学ぶことが出来るでしょう。
ついでに写真が載ってる資料集も一周出来るならするべきだ。出来なくても、ゆくゆくは夏休み前までに山川の日本史用語集と一緒に一周してもらいたいです。

春休み~夏休みの終わりまでは通史を一周

いよいよ3年生になったら通史を一周しなければならない。ちなみにこれは授業のことを言っている訳ではない(というかそもそも間に合わない)。
通史を一周とは
①学校のゼミ・補講や予備校の授業など学校の授業以外で話を聞ける環境に身を投じる
②それについて予習・演習問題・復習の実践・復習をする

たったそれだけだ。
私の場合、日本史を授業時間外に時間を設けて教えてくれる熱心な先生が居たので、それを利用した。
ただ、それらを利用出来ないようならYoutubeを利用するしかないが、あまりオススメできないです。

問題を解くための2つのポイント

①日本史は順番で覚える

日本史はよく年号を覚えるイメージがあるが、いきなりそれをやろうとすると人によってはかなり難しいだろう。そこで物事が起こった順に覚えることをオススメする。以下簡単な例を挙げる
例:大阪夏の陣が終わって全国統一だ!→関ヶ原以降支配下の大名(=外様大名)は何をするかわからないから江戸から遠いところに配置したろ!ちなみに重要な所は幕府の直轄で!→奴らの財力を削りたいから、参勤交代を強制して莫大な資金を消費させたろ!
と、このようにして覚えてもらいたい。また、この覚え方をすると、並び替えに強くなります。

②解く時はツッコミをする

以下例

問1-1 以下の文章から合っているものをマークしなさい
①藤原道長は自著の日記として小右記を記した
②藤原氏の始祖は中臣鎌足である
③薬子の変を起こした藤原薬子は藤原北家の出身である
④藤原種継は紫香楽宮への造宮使に任命される

これを見たときに、小右記書いたの実資やないかい!というノリで、ツッコミポイントに線を引きながらツッコミをしたら解きやすいし、見直ししやすいです。
ちなみに答えは②です。

夏休みが終わったらとことん過去問・予想問題をやりまくる

ここからはとことん問題を解きまくるしかない。ここでは、時代やジャンルをなるべく偏らないようにしていくことが大切だ。そのうち結果が出ます。

最後に

これだけやっていれば結果は出ます。(ただし日本史のみ)
これを読んで真似するもよし、マイ勉強法を見つけるもよしです。頑張ってください。

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モトヒロ
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