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作詞〜掠らないとしても〜

ボクはキミを見てると思うんだ。

ボクらこの世から疎外されてるんだって。
この世がボクらを疎外してるのか、
ボクらがこの世を疎外してるのか。

そんなのはどっちでもいいんだけど
とにかくこの世とボクらは
切り離されてるように感じるんだ。

寂しくはないけどさ
たまにはこの世とも触れあいたいよ。

しんどくはないけどさ
たまにここにいる意味が分からないよ。

悲しくもないけどさ
終わりがくるのを願ってしまうよ。

ボクら、ボクらで世界を創ろう。
この世に掠ることない世界だとしても。

ボクら創った世界が
一粒の砂のように小さくても

いくつでも、いくらでも
一粒の砂の世界を創り続けよう。

いつかはきっと
大きな砂浜になって
気がついたらみんなと触れあっている。

そうやってキミと生きてゆくんだ。


ボクはキミを見てると安心するんだ。

ボクと同じような人がいたんだって。
こんなにもたくさんの人の中から
ボクの仲間に出会うことができたんだって。

出会えたことはうれしいんだけど
出会っただけじゃ物足りなくて
何かしたい気持ちに掻き立てられるんだ。

自信がないわけじゃないけどさ
キミに伝えるのに勇気がいるよ。

失うのが怖いわけじゃないけどさ
キミがいなくなっちゃったらと考えるよ。

確信があるわけじゃないけどさ
いつかきっと上手くいくと願うよ。

ボクら、ボクらの世界を歩こう。
この世に掠ることない世界だとしても。

ボクら歩いた世界が
どんな険しい道であったとしても

何歩でも、何万歩でも
一歩ずつ歩みを続けていこう。

いつかはきっと
人が歩ける道になって
気がついたらみんなが
ボクらが創った同じ道を歩いてゆくよ。

あとに続いて。

そうやってキミと生きてゆくんだ。

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