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ぶつける先が見つからないので、
溜め息を吐いた
ふわふわと上昇して
9月の台風 風になって落ちた
雷雨
避雷針が泣いて
ごめんなさいを言うので
お前じゃなかったよ、とカーテンを引いた
私の溜め息が 彼方此方に怒るので
天使がラッパを吹く準備を始め
首の折れた百合が咲いた
まだ、もう少し、夏のまま
9月
泣いてる人も、怒ってる人も、言葉の続きを待っている。
貴方が語らない事は、私が語る。
あ、そう、れ、
自分達の表面を整えてくれる何かに
感情は要らないし
使い捨てればいいって
目の前 燃え殻をバケツに
バケツを持った僕は花火を観ないまま
消えていくもの
汚れた水を見ていた 夏の日
胃痛で一日中寝ていた/冷蔵庫の中の春キャベツも死にそうなってて/わたしの春はこんな感じだな、いつも、と〆
サリンジャー!!サリンジャー!!
焼き増しの世界で花はもう要らねえなって沈黙の墓
弱い人間の種類が多様化して自分軸がちびくろサンボ
パンケーキ頬張る無関心
とても微笑ましい気持ちで
土に溶ける養分 死体になりたい
子どもにキャンディーあげるみたいに
わたしはこどもの頃から癇癪持ちというか/自分の思い通りにならない事や急な予定変更が起こると、ひどいストレスを抱えてしまうタイプだった/わたしが怒る理由の大半は、とてもシンプルだった/
対話することで、気付く事があるんだなと、改めて思った。主治医から日頃「コミュニティに属しなさい」と心配されている。でも、人間、苦手なんだもん。ごめんやで。