テレビや新聞が伝えない情報 2020年11月号⑪

福島原発からの放射能

鳩山由紀夫総理大臣は正義を貫いた人である一方、小沢一郎という人は以前から問題発言の多い人です。いずれ書く機会があるかもしれません。次に総理大臣となった菅直人のときには福島原子力発電所が4基も爆発し、その後自民党とマスコミは一体となって、暴力団かと思わせるほどの攻撃をしかけてきました。福島原子力発電所が爆発する5年前の2006年3月1日の衆議院予算委員会で、日本共産党の吉井英勝議員が、福島第一原発の地震と津波でメルトダウンが起こる可能性を指摘していましたが、9月26日から第一次安倍政権が始まり、安倍総理は「日本の原発では起こりえない」と答弁していました。起こりえないことが起こってしまったのです。菅内閣の幹事長だった枝野幸男の「ただちに影響はない」発言は全国に放送され、放射能に興味のない国民には安心を与え、放射能の危険性を知っている人々は、被害が出始める5年後に対する恐怖を抱いてその後の生活を続けていかなければならなくなりました。

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