テレビや新聞が伝えない情報 2020年12月号④

主要国の農薬使用量2009

電通が日本人を変えたのは、12月号②の「戦略十訓」で示した消費に対する意識を変えただけではありません。その他の分野での影響にも、凄まじいものがあります。2つだけかいておきます。電通は日本人の農薬への危険性を忘れさせた。農家の人は言っています。我々が食べないものを市場にだしているんだ。外資に支配されている電通にとっては、とにかく物が売れればいい。日本人が農薬の危険性を感じる国民であってはならない。そのために実行したことは、日本中から「危険」という概念をなくしてしまうことでした。その危険のなかには、広島・長崎に投下された原爆で、白血病や様々な腫瘍が後遺症として現れた放射能についても適用されました。医学部の学生にも放射能の危険性は教えてはならない。一般の市民には、あちこちから学者を動員して安全論を語らせろ。その学者の講演の様子を全メディアに報道させろ。それが世界中の原子力産業からの指令であり、電通はその通りに実行しました。その結果、日本だけでも50基以上、世界中でも400基以上の原子力発電所が建設されました。

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