人生が変わった本「幸せになる勇気」~「わたし」からの脱却~
この本、書店で見たことがあると思います。
「嫌われる勇気 岸見一郎」ダイヤモンド社 です。
出版は7年前ですが、毎年毎年自己啓発・お悩み解決コーナーでは年間ランキングで上位に入っているご存じ怪物ベストセラーです。
しかし!私はこの続編の「幸せになる勇気」の方を薦めたいのです!
嫌われる勇気の大ヒットを受けその3年後に出版された続編です。
「嫌われる勇気」がとにかく有名ですが、私は続編のこちらの本に救われました。
結婚後、親との摩擦や子供の名付け問題などに直面し、今まで30年生きてきた自分の考え方では幸せな毎日がどうしても送れないともがいていた時、ふとこの本を読みました。
革命的でした。いままで悩んでいた理由、苦しんできた根本原因について、明確に、それでいて論理的に書かれており、一気に気持ちが楽になりました。
自分の中での悩みレベルがその時100だったとしたら、この本を読んだだけで一気に20くらいになりました。(感覚でいうと、「仕事で睡眠不足が続いており死にそう」という状態がレベル100、日々少しは悩みはあるけれどまあ幸せかなというのが20くらいでしょうか)
ポイントは、「この本を読んだだけで」というところです。客観的状態や事実は何一つ変わっていないのですが、この本を読んで自分の考え方が劇的に変わったのです。まさに最強の幸福論。
「私はこんなに頑張っているのに」「私に対してあの人は」「こんな私なんて社会に受け止めてもらえない」「私なんて生きている価値はない」「私はどうすればよいのだろう」・・・etc
おいおい、おまえ、「わたし」ばっかやがな!!!他のことに目むけなあかんあろ!目覚ませ!
幸福とは、「わたし」という自己中心性から脱却し、「わたしたち」を生きることによって、世界に対し貢献することなんやで!!
以上が超ざっくりとした本書の結論です。是非読んでください。
私はこの本に出会ったあと、幸福論やビジネス書、哲学入門書、心理学の本などあらゆる本を読みあさっています。
その結果、「成功することより幸福になること」こそ人生の究極の目標であると考えるに至りました。
というわけで、このNOTEでは私が読んで感銘を受けた内容や、まとめた考え、思ったことなどをつらつらエッセイ風に書いていこうと思います。
良かったらお読みいただければ幸いです。