私の存在証明その10 半年間
「朝のつぶやき」で予告しておきましたが、これが今年最後の投稿です。
今年…ではなくて、2019年の4月から9月の振り返り。
今年中に、以前書いた記事↓
の中の文章
(なぜ夜の睡眠にこんなに過剰になっちゃうのかは、次の機会に話します)
の「機会」が今だと思ったからです。
少しずつ前に進みつつある自分の心を整理したい。
読んでいる人を悲しい気持ちにさせないようにするつもりですが、途中で辛くなったら読むのを止めてください。
長くなりますよ。
最後は、笑顔で終われるようにします。
2019年の4月から半年間、私は自分をずっと責め続けていました。
その時期に私は調理師を目指す専門学校に通っていました。
1年課程の。
察しのいい方はお気づきかもしれませんが、丁度半年で学校に通えなくなりました。
月曜日から金曜日まで、早朝3時間勤務のアルバイト生活が6年以上続いていて、「このままじゃいけない。しっかりと働ける仕事を見つけなければ」と思い、
「食べることが好き」
「調理師免許を取れれば、自信がつくかも」
この2つの理由で受験を決めました。
料理、あまりしてなかったのに。
頑張れば、作ることも好きになれるだろうと、入学が決まった後はそう思っていました。
自分が調理師に向いているかなんて、全然考えていませんでした。
意気揚々と入学したものの(タイトル画像の、おかしなデザインの手提げの中に教科書を入れて通学していました)、なかなか「体」が学校生活に慣れず…。
とっても疲れているのに、夜眠れなくなりました。
それが、学校に行っている間は3分の2…いや、4分の3ぐらいで。
病院から睡眠導入剤を処方されても、効かず。
ほとんど毎日が調理実習。レベルが高い料理の連続。
グループで実習をしていたので、周りの人のその時の気分にかなり敏感な私は、無意識に気を遣いすぎていたようです。
イスに座って授業を受けていても、緊張しっぱなしだったなぁ。張り切り過ぎてた。
土日は、ほとんど寝ていました。
そんな日々だったので、調理実習の記録もうまくまとめられず(最後には、どこまで「ちゃんと」まとめればいいのか、わからなくなりました)、集中力も途切れがちで、時間に追われ…。
夏休みが明けても、治りませんでした。
「夏休み中に、生活改善するぞ!」という気力が無かったのかも。
入学して半年経とうとした時、料理をすることも、学校生活を送ることも、楽しめなくなっていました。
エネルギー、ゼロ。
休学届を出しました。
あ、でも、年齢もバラバラだったクラスのみんなとは、すぐに仲良くできました。
みんな、優しかった。
だから、迷惑をかけたくなくて、悩んでいること、辛いことを話すことができませんでした。
「楽しもうよ」と励ましてくれたのに、「あなたに何がわかるの」って。心の中で。今の気持ちを伝えようとしない私が悪いのに。
自分のことを嫌いになり過ぎて、周りの人を攻撃しようとする前に、体が悲鳴をあげました。
心と体はつながっている。
学校に戻るチャンスは、2回ありました。
最初から、またやり直しですけど。
でも新型コロナウイルスが流行し、今まで私が学んできたスタイル(特に、調理実習)には戻らないかも知れないと思い…
いや、それは言い訳に過ぎなくて、
「私には向いていない」
とはっきりと理解したのが大きな理由。
使っていた教科書や白衣は、まだ自分の部屋に置いたままです。
あ、これは今まで書いた記事の中で最も長いな。
つい最近、そう、noteを始めてから
「この経験は、自分を知るために大切なことだった」
と前向きに捉えるようになりました。
たくさんの人の生き方や考えに触れたから。
気持ちを吐き出せたから。
感傷に浸りそうになっています。
このままだと、年が明けちゃいそうなので。
ここまで読んでくれた方、
初めて私の記事を読んでくれた方、
いつも「スキ」やコメントをくれるnoteフレンズの皆さま、
今年も…うーん、noteを始めて約4か月、本当にお世話になりました。
あと1時間半ぐらいで新しい年、2022年になりますが、
よいお年をお迎えください。
って素敵な言葉ですね。