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アメリカ大学受験🇺🇸:アメリカZ世代の受験の虎の巻-Common Data Setチェックはマスト

2025年1個目のnoteは
アメリカ大学受験にとっても肝心な
志望校の合格基準を知る=自分とのFITを見つける編です

アメリカの多くの大学は成績順やテスト結果で合格を与えません。
いわゆるHolistic Reviewingをします。
あくまでも成績GPAは合格基準の一つ!!でしかありません。

が、学校によってHolistic Review 基準の比重が違います。
自分の行きたい大学もしくは学部は
成績重視?
課外授業重視?
キャラクター重視?
学校側の基準は千差万別です。


どの学校が何を基準に生徒を選ぶのかのヒントが
実は
各学校のウェブサイトで明記されています!


その名も
COMMON DATA SET! (これなしに受験を語るべからず?)
Dataを制するものが受験を制する!

気になる大学名+Common Data Setで検索をして見てください!
各学校の受験の諸々のデータ
(SATスコアのレベル・男女の受験数・合格数などなど)と共に
7C:
Relative importance of each of the following academic and nonacademic factors in your first-time, first-year, degree-seeking general (not including programs with specific criteria) admissions decisions….

というセクションがあります。
あくまでも参考となりますが、これが学校ごとに結構違うので
大学のキャラ=願書の中で大事な要項が
わかってきます。

まずは性格やキャラのFITが重視(なのでは?)と言われる
Ivyリーグの一つでもあるCornell University

https://irp.dpb.cornell.edu/wp-content/uploads/2023/03/CDS_2022-2023_Cornell-University-v5.pdf

もちろんお勉強も大事ですが、
SATに関しては、参考にします。程度
Non-AcademicのファクターがVery Importantー
学校への興味は無くても
(キャンパスツアーなど参加)なんとかなります。
Cornellへの志望動機をなどを問うEssayは最重要項目。
そして、
前の記事でも書いたRecommendation Letterもとても大事。

お次は
公立校の最高峰-カルフォルニア州大
UC Berkeley!!
(最高峰はUCLAじゃないか?っていう意見もあるかな?)

https://docs.google.com/spreadsheets/d/1CfCS76GVbnoWUkERd-mMtJT2EsIN2eVq/edit?gid=810727591#gid=810727591

コーネル大学と違う項目が結構あります。

まず、クラスランクなんぞは気にしません。(意外、そうなのか??)
UCの大学はSATなどのテストも、推薦状も提出不必要なので
見もしない〜
タレントも才能(何かに特化している)ってことも
ま、いちよう見ます〜程度です。
ただし、クラスのRigorーAPなどレベルの高いクラスをどれだけ取っているのかは、やはりVery Importantとしています。

気になる大学があったら、
必ずCommon Data Setをチェックしてください。
願書の中で何を重きをおくのかを知る事は
自分とのFITを探す為にとても大事になってきます。
気になる大学がLevel of Interestsを大事にしているのであれば、キャンパスツアーに参加してみたり、Summerクラスに参加など、大学側に
Interestsをアピールする事をおすすめします。
が、
大事な項目じゃないなら
キャンパスに行かないくても合格には響かない。

CommonDataSetには上記以外にも
男女の合格比率
州内外の生徒の比率
生徒の人種の割合
奨学金の額などなど

多様な大事な内容が書かれています。
大学のカラーをマスターし、自分とFITする大学を見つけ合格に近づけますように。

後記:
気づけば年の瀬、も過ぎて、年が2025年になっていました。
改めて、明けましておめでとうございます。遅
そして息子の大学申し込みもあっけなく完結。
気を揉みながら(イライラ)見守っていましたが、エッセイや願書をギリギリで終わらせ、なんとか間に合わせるという、ある意味、アメリカらしい(偏見です)お受験だった。。。
息子のお陰で
アメリカ大学受験・対策を
アメリカの一つの行事・文化として、経験させて
頂けたので、ありがたい事だと思っています。
やはり、自分の経験した昭和のテスト一発受験とは一味違ったものでした。息子にはアメリカ受験スタイルが合っていたと感じます。

すでにEarly Actionで出した大学から数個の合格を頂き、
記念受験としてEarly Decisionで出した
Ivyの大学はDeferredー
不合格ではないーRegularの願書と混ぜてまた
再度ふるいにかけてあげますよ〜という(微妙な)
チャンスをいただきました。
というわけで
Ivy Dayと言われる
3月の末に結果発表が持ち越し。
UCの結果も3月末に出揃います。

これから日本の学生さんはお受験シーズン突入ですね。
体調に気をつけて、後悔のないように自分らしい受験を楽しんでください!


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