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20231021 動物たちは何をしゃべっているのか 山極寿一 鈴木俊貴を読んで

聞き耳頭巾って本当にあるんだな~

他者の能力をよく理解していることがスカフォールディング(支え行動)の前提である

他者の心の内を推測できないと、自意識に加えて共感能力が必要

ひとの言葉と他の動物の言葉を隔てる決定的な違いは、やはり目の前にないものについてどれだけ饒舌になれるか否か

感情を伴わない言葉が力を発揮できない

環境の複雑さも、脳の発達には重要。社会の複雑さが道徳を生んだ

大脳皮質の割合は、群れのサイズと比例する(人間関係複雑になるものね~)

どの感覚器官に頼るかということは、それぞれの種の活動時間帯と大きく関係していそう

人間の思考そのものが文字に制約される
人は脳の外付けデータベースをたくさん手に入れたから、脳は縮んできた
→知覚と注意の心理学 ステファン・ファン・デル・スティッヘル

現代社会の快適さや科学技術を捨てることはできません。賢く使ったらよいと思う

節約する代わりに切り捨てられた情報がある
→言葉は切り取り

動物に比べて、ヒトは出来事をストーリー化して覚えるのが得意

我々ヒトが類人猿から引き継いだ縁の作り方は、身体を共鳴させること
→言葉による契約ではない

AIは、世界には再現性があるという仮定に基づいて作られている

文字は複雑で抽象的な情報を伝えられるが、文字にならない情報をすべて切り捨ててしまう。→切り捨てることで、余白が生まれる

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