Prometheus 238
2024/11/29
第一項『コストパフォーマンス主義』
中国人独特の性質、コストパフォーマンス主義で”おから工事”を何十年も続けて来たインフラ設備の顛末である。
インフラ劣化の対応年数と、数十年ぶりの異常気象現象が、交われば台湾と戦争を行ったと同じ程度のインフラ被害が続くだろう。
復興の際に、又”おから工事”で復旧させれば、数十年後に又繰り返す。
第二項『机上の空論に成り易いのが高市早苗の欠点である』
今回、 石破茂氏の話をじっくり聞いて思った事。
極めて、フラットな現実主義者だという事が理解出来た。
現状の、日本人の世論と台湾人の世論との温度差など、正確に語っていて、所謂自民党的タカ派保守では無いけど、野党的ハト派左翼主義者でもない、政治家だと思う。
憲法問題にしても、日本国の安全保障についての考えにしても、極めて現実主義的で、民主主義制度下の日本の思想価値観から、出来る事と出来無い事を、ちゃんと正直に述べている。
早急に対策が必要な事柄も指摘している自民党の政治家としては、やはり政治経験からの力量で、若い政治家より深い見識が有ると思った。
河野太郎と比較すれば物凄く分かるし、アジテーション気味なタカ派の保守の代弁者的政治家の高市早苗と比べれば、一目瞭然である。高市早苗は、現実に、日本が出来る事と、出来無い事との明確な区別が、出来ていない。
希望的観測で保守思想を語っている。
これは、掛け声は勇ましく、威勢が良いが、実際の現実を無視する傾向が、高市早苗には有るのである。
机上の空論に成り易いのが、高市早苗の欠点である。若手の小泉進次郎は、河野太郎と同じ論外の、認知的不協和の政治家である。
であるから、省くとして、若手の当選回数が少ない議員達に、人気の小林鷹之は、世界の世の中が、平治の状態で、平和な自由貿易全盛の時代の、総理候補ならば、総理として優秀だろう。
財務省の財政均衡論という、緊縮増税政策でも、日本社会は、デフレ経済でも存続出来るだろう。
【However】世界の世の中は、有事であり、第三次世界大戦前夜と囁かれている時代には、小林鷹之では、国家観が無い。
所謂、新自由主義的新保守の財務省官僚と何も変わらない。
有事の世界の総理には、役不足である。
老害と言われる麻生太郎に一言。
君が、最後の日本国への愛国者としての、ご奉公をする心算が有る成らば、小手先の金儲けでは無く、日本の未来の存続を懸けた選択を、する時だと思う。ここで間違えれば、自民党だけでは無く、日本国自体が消滅する。
その覚悟で、麻生派は【誰を支持するか?】を決める最後の時である。
フィクサーとして、麻生太郎に成るか?
老害の阿呆太郎に成るか?・・・結果は如何に?
第三項『岸田文雄との違いが無い』
どうして、理解力が無いのだろう。
政府(国では無い政府である。通貨発行権が有るのは政府だから)の借金(負債)は国民の資産。
故に、この記事での【国民一人あたりの件】は、政府の負債を中央銀行(日銀)が資産計上している。
国民の資産では無いから、負債も存在しない。
これだけの話だ。財務省は無能だ。
総裁選の外交政策に関する、国家観論争は期待出来無いだろう。
国家観が、ある自民党の政治家が少ないから。
なので、内政の経済政策論争だが、これ又、緊縮・増税路線政策ばかりを、語る財務省の犬の自民党の政治家ばかりで、結局、日本経済政策は、景気を改善させる事は、出来無いだろう。
岸田文雄との違いが無い。
第四項『漢民族の王朝は、軍人が権力を握って国家統治をした事が無い歴史』
習近平が死亡していれば、イタリアの首相メローニとの会談は、物真似役者が行ったと言うと?・・・イタリアの面子丸潰れだよね・・・。
18日に、ベトナムのトー・ラム国家主席との会談で、分かると言うが、その時も、やはり物真似役者とか、中国外部民主派連中は、言い出すと思うけどな・・・。キリが無いと思う。
軍部のクーデターにしても、中国共産党指導部が人民解放軍部の軍人に、従うとは思わないけどな・・・。
中国は元来、昔の王朝の南宋王朝に近い感じがする。
軍人より、文官の方が上と言う儒教国家の影響が、残っている華人階級構造だと思う。
東南アジアの、ミャンマーやタイやラオス等と違い、漢民族の王朝は、軍人が権力を握って、国家統治をした事が無い歴史。
故に、下剋上と言うシステムは、中国権力社会には無いと思う。
なので、習近平が死亡や重篤な場合、習近平独裁体制が確立していても、後継者争いに成る筈で、それも軍人が、後継者に成れる社会では無いと思う。チャイナ7と言われる連中が、後継者争いに成る方が、合理的だと思う。
一番有力なのは、No2の李強とNo5の蔡奇の争いだろう。
【However】その時も、習近平の死亡や重篤情報を隠す必要は無い。
何故ならば、今のチャイナ7は、全員習近平派であり、反習近平派は、中央政治局の25人の中でも極少数で、権力争いには加われないと思う。
故に、反習近平派が少ないから、習近平が皇帝に成れたのである。
習近平独裁制から、チャイナ7の合議制へのトロイカ制度に成ったとしても、別に、習近平の安否情報を、隠す必要は無い筈。
夏休みだった、だけかも(笑)。
第五項『多極化する世界とグローバリズムは違う事を理解しよう』
多極化する世界と、グローバリズムは違う事を理解しよう。
多極化する世界は、それぞれの国が独自性を出して、是々非々で多国間とのコミュニケーション(communication)を取る事であり、その国の主権を他国は、尊重する事である。
グローバリズムは、ワンワールドが最終地点で、世界連邦企業体の統治で、支配と奴隷の構図である。
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