Prometheus 243
20024/11/4
第一項『コンゴの資源が原因とモノカルチャー経済の典型例』
コンゴの内情は良く分からないけど、多分、コンゴの資源が原因だと思う。ただし、資源の定義が潜在的埋蔵量と言う意味で、未開発な部分が多いから。
所謂、西側の旧植民地支配を行って来た、フランスやポルトガル等に操られたコンゴの支配層達が商品貨幣論者で、奴隷貿易や個人取得向上だけで、コンゴ全体の国内供給能力向上を、怠って来た事が原因だと思う。
経済学的には、モノカルチャー経済の典型例である。
植民地支配から形だけの独立を果たして、共産主義化を行ってしまった結果、外資依存体質の通貨体制と国内インフラの未整備による、国内自給率の低下が原因。
そして、権力闘争の激化で内戦で更に、国内供給能力の減少を齎すという、悪循環過程で、今日まで至っているのである。
コンゴが復活したいのならば、時間は掛るが、外資依存を廃止して、国内の自給率を向上させる様な、インフラ整備や資源配分を行う。
又、その為に行政機構は、権力者の私有財産を増やす事では無く、コンゴの国民全体の供給能力を、引き上げる事が肝要である。
それには、膨大な時間が掛るが外資に頼らず、権力者は公平分配に気を配り、国内供給能力向上を目指すべきである。
その為の資源配分(実際には資源の売却益を国内インフラ投資に向け、食糧生産にも向ける)を公平配分する事である。
イズム(主義)で言えば、社会民主主義や民主社会主義と言う、政治体制とポスト・ケインジアン的経済学手法である。
決して、IMFの新古典派経済学的手法の援助は、断るべきである。
ブルキナ・ファソのイブラヒム・トラオレ大統領が、行おうとしている様な、経世済民の政策が必要である。
第二項『完璧に李強国務院総理序列No,2が、習近平主席の後継者とロシアは扱った事に成る』
これで、完璧に李強国務院総理序列No,2が、習近平主席の後継者とロシアは扱った事に成る。国と国の外交関係は好き嫌いの感情論では無く、両国にとっての国益重視の相互関係である。
中国の李強国務院総理は、ロシアに対して、習近平主席の時とのロシアとの関係より有利か、又は、継続的な条件を示した。
だから、ロシアも李強国務院総理に対して、中国の習近主席と同等の敬意を示したセレモニーを催したのである。ロシアの戦没慰霊者に献花する行為は、国家元首クラスが行う行為だから。
李強国務院総理は、ロシアの後ろ盾により、中国国内の内政の中国共産党指導部と軍部の権力闘争を平定する心算だろう。
蔡奇と李強の権力争いに、一歩外交で差付けて、リードしたのが、李強という事だろう。なので、蔡奇側勢力は、国内の治安活動で、何か腐敗行為を取り締まらなければ大きな手柄には成れない。
更に、その中国共産党指導部内の権力争いに、未だ、中立的な立場の人民解放軍部勢力は、これから、どう関わって来るのか?どちら側が有利に成るのか?
それを、見極めているのが人民解放軍である。
正に、中華民族らしい軍閥政治そのものである。
これは、中華民族の伝統的な権力争いである。
蔡奇と李強の権力闘争が拗れれば、内乱を伴うだろう。
蔡奇と李強も理解しているので、内乱だけは2人供避けて、静かな権力争いを行っているのである。
この権力争いが落ち着くまでは、中国の外交政策は停滞するし、指導的な外交パフォーマンスは期待できないだろう。
そう言う意味で【BRICS+】やグローバル・サウスの指導権は、ロシアが握る事に成るのである。
習近平主席が死亡、又は重篤で、権力を行使出来無い状態ならば、蔡奇と李強の権力争いが終結するまでは、中国は、覇権外交は行えないし、只の途上国と変わらないだろう。
台湾有事も、中国からの攻撃は無くなったと言いて良い。
台湾への中国の介入は、サイレント・インベージョンのみに成ったのである。日本としては正に、台湾有事は、消え去った僥倖である。
第三項『新自由主義的科学技術力劣化の法則』
新自由主義的科学技術力劣化の法則。
又しても、証明した。最先端の科学技術力と物質品質に置いても、新自由主義的価値観では、常に最初に『費用対効果』の概念が頭の中に成る。
コスパが、良く無ければ最先端の科学技術では無いと言う発想。
本来、新しい未知の発想の科学技術には『費用対効果』など無い。
これも、新自由主義的化学史観の影響で有る。
『費用対効果』が、新しい手法や対策に関しても先に、価値観としてコスト・パフォーマンスが良いものを選んでしまう。
何故ならば、設計段階から”予算”が付き物で、それを超える事は、許されないからである。安全よりも『費用対効果』が良いものになる。
第四項『体制を変える事が出来るのは”戦争”しかないのである』
西側や海外中国人民主派や台湾の者達は、いい加減、認めた方が良いだろう。中国での権力闘争や内乱や革命は、中国共産党体制は変らないという事を。自由主義、民主主義の台湾の様な、体制には成らないという事を。
中国の国内で、民主化デモが有ろうが、無かろうが、中国経済が崩壊しようが、しまいが、中国共産党体制は無くならないのである。
唯一、体制を変える事が、出来るのは”戦争”しかないのである。
中国共産党は、それを理解しているから、習近平の後継者に浮上した”李強国務院総理”がロシアだけで無く、ベラルーシとも関係を強化して、米国に対峙する構えを見せているのである。
李強国務院総理は、何時知ったのか?・・・分からないが、米国で、経済的に仲良く成れば、必ず国内の統治体制に、介入して来るという事を。・・・米国は、その介入主義の歴史だった。
故に、米国とロシアを比べれば、中国の李強国務院総理は、ロシアを選んだのだろう。
第五項『フジテレビ出たよ(笑)。拝米思想丸出しの河野克俊元海上幕僚長の頭の中』
ほら、フジテレビ出たよ(笑)。
拝米思想丸出しの河野克俊元海上幕僚長の頭の中。
これが、自衛隊が日本の軍事組織では無く、米国の傭兵軍事組織だという事である。それに、普通の外国人傭兵部隊とは違い、自衛隊は、米国のお金が掛らない『費用対効果』が高い組織である。
日本人が『生殺与奪』を米国に与えている。
自分では戦う根性が、無い臆病者の民族だからである。
なので、日本のお金で、米国の都合で戦う部隊が自衛隊なのだ。
拝米思想の日本人の戦後利得的な保守派といわれる者達は、河野克俊元海上幕僚長の頭の中と同じで、米国の大統領に成って貰いたい人物は・・・
トランプ氏では無く【カマラ・ハリス氏】だと、ハッキリ述べた。
それも、河野克俊元海上幕僚長は、韓国人の世論がそうであるという、韓国人の所為にする卑怯な言い方。
河野克俊元海上幕僚長のロジックが『正』で有るという前提に立てば、韓国の尹錫悦政権は、トランプ氏より、カマラ・ハリスを応援しているという韓国保守という事になる。
韓国国内の野党多数派の左翼と言われている側は、トランプ氏を応援しているのか?
それとも、韓国では与野党問わず、LGBTQのカマラ・ハリス待望論で、統一されているのか?
更に、イスラエルを支持して、パレスチナ人のジェノサイドを韓国政府は、認めない国なのか?
こう成ってしまう。
河野克俊元海上幕僚長のロジックは、破綻と矛盾に満ちたロジックなのに、フジテレビは、大賛同している仕組みが、拝米保守思想である。
愚か者。