Prometheus 246
2024/11/9
第一項『ウクライナの敗戦を、認められない日本政府と言う、認知の障害が有る』
パラダイム・シフト前の世界線ならば、高市早苗氏でも、日本の未来は維持出来たけど、拝米保守主義者にとって、残念な事は、認知的不協和が起きている事である。
ウクライナの敗戦を、認められない日本政府と言う、認知の障害が有る。
故に、高市早苗氏でも、日本の崩壊は、止められない世界線である。
米国は衰退した。
第二項『草木も生えない不毛な現実世界の力に夢の中の結界は破壊されて来た』
日本人の笑えるお話。
夢の中の、お花畑で遊んでいる大人に成れない日本人。
そんな、未熟な成人の日本人や老害の日本人でも、流石に、草木も生えない不毛な現実世界の力に、夢の中の結界は破壊されて来た。
戦後拝米保守のインテリ知識人や識者達が、致命的なミスを犯した為に、夢の中の、お花畑の花達が枯れ始めたのである。
いくら愚鈍(ボンクラ)な日本人でも、感情が、揺さぶらて来ている。
その、証拠の1つ目は、戦後保守や戦後リベラル等や、戦後右翼や戦後左翼等の連中も『アメリカ第一主義で、米国様お願い助けて!』と、米国ジゴロに縋り付く売女(バイタ)日本人の姿が、世界に曝け出たのである。
何故?日本人インテリ層や識者や政治家や官僚や企業経営者達は、致命的なミスを犯したのか?
それは、世界線の線路を旧来の固定観念で、無理に進路を変えようとして、脱線させてしまったからである。安全に進路を変更できる分岐点を、日本人は夢の中のお花畑に見惚れていて、見逃したからである。
第一の分岐点。
ウクライナ特別軍事作戦の勝敗を、ウクライナ勝利と判断したからである。その判断に、口実として使った材料は、経済制裁と民主主義である。
経済制裁は【$】の武器化であり、金融制裁でロシアを締め付ければ、ロシアは音を上げ(ねをあげる)て、ロシアがウクライナに敗退するという単純な、考えに基づくものである。
ロシアのプーチン大統領の評価を、あまりにも低く見過ぎた結果である。
日本人は、ロシアのプーチン大統領の事を、大賢者と見れなかったのである。
プーチン大統領も、ロシア軍がウクライナに進行すれば、当然【$】の武器化により、金融制裁を西側や、G7や米国が仕掛けてくる事は、予期していて、想定内の軍事作戦であった。
プーチン大統領は、BRICSとグローバルサウス諸国を結び付け、自給自足が完結する経済圏を作り上げた。
更に、世界覇権を狙っている中国を米国と対立を激化させ、ロシア側やBRICSとグローバルサウス諸国側に引き寄せて、尚且つ、中国を暴走させない為の調整弁として、北朝鮮、ベトナム、インド等の、準覇権意識国をロシアとの関係強化を図り、中国包囲網を形成させた。
これにより中国は、ロシア側やBRICSとグローバルサウス諸国側を、裏切れなくなり、例え裏切って米国と仲直りしても、中国は地政学的に、ロシア側やBRICSとグローバルサウス諸国側から、包囲される地政学的な布陣を敷いたのである。
これにより、中国国内の内政問題で、米国と仲良くしたい経済的利益が有る、中国共産党指導部連中も、対外的な外交関係で、ロシア側やBRICSとグローバルサウス諸国側を、裏切れなく成った。
尚、速報として、パレスチナが正式にBRICSに加盟した。
この意味する事を、理解出来無ければ、日本人は終わりである。
ロシアは囲碁で言えば【神の一手】を打ったのである。
プーチン大統領は【本因坊秀策】である。
世界の地政学と言う、碁盤の盤上で【神の一手】を打てる政治家は、彼だけだろう。
次の分岐点。
イスラエルとハマス戦争。
ここで、日本人は又しても致命的なミスを犯す。
日本政府は、上川陽子外務大臣が、犯したミスと同じ様に『我々日本は、イスラエルと供に在る』と述べてしまった。
何故、この言葉がミスなのか?
それは、ウクライナ特別軍事作戦で、ロシアを非難する時に、日本政府が『自由と民主主義の為』と言う言葉を使ったからである。
日本人の、エリート層や識者や政治家や官僚や経済人などは『外交政策は継続性が大事である』等と、物知り顔で述べていたが、それをイスラエルとハマス戦争に適用した場合、イスラエルが自由と民主主義の旗手で、ハマスは悪魔で敵であるという事に成る。
これは、イスラエルとハマス戦争が早期で終了した場合には、ボロが出ないで済むが、今現在でも、イスラエルとハマスの戦争は終わっていないし、イスラエル軍が、ハマスへの攻撃と言葉を使って、パレスチナ人の女性や子供を含む民間人を、4万人以上殺している。
現実の世界を知らされるに至り、もはや、イスラエルが、自由と民主主義の旗手だと日本政府以外は、世界のどの国も認識しなく成った事で、日本政府の二重基準が、世界の各国に曝け出てしまった。
これを、岸田政権は外交姿勢を、修正しないまま現在に至っている。
これが、日本人が夢の中の結界が、崩壊されてお花畑が枯れ始める現実世界の浸食状況である。
この状態の日本人に、世界や米国は救いの手を差し伸べないだろう。
特に、トランプ政権に成れば、尚更である。
故に、日本人の殆どが『カマラ・ハリス応援団』『ウクライナ応援団』『イスラエル応援団』と、言う致命的に負け碁が、決定的な選択肢を選んでいる事に、夢の中のお花畑の日本人でさせも、気付いている。
恐怖と負け組の惨めさや屈辱にまみれて、精神崩壊に近づいているのである。
これからも続く。
第三項『共和党の「ライノ(RINO)」の排除と民主党の極左BLMやANTIFAやシオニストやネオコンを除いた再編成の政党政治を行うのだろう』
動画の中のRFK・Jrの述べた事が本当ならば、トランプ氏とイーロン・マスク氏とロバートFケネディーJR氏は、今回の大統領選挙に勝つだけではなく、米国政界の再編成を狙っている。
将来的には、共和党の「ライノ(RINO)」の排除と、民主党の極左BLMやANTIFAや、シオニストやネオコンを除いた再編成の政党政治を行うのだろう。
大統領府権限強化と、行政機構再編と立法機関の議会再編と司法改革などである。ユダヤロビーに支配される、米国政界の浄化を行うつもりだろう。
これも、革命に成る。
第四項『もっと自国だけの利益だけで無く相手の利益も尊重する様な姿勢に成れば中国の夢はもっと早く実現する』
中国は、自分の傲慢さを少し控えれば、中国を支持する国も、出て来ると言うのに、どうしても、中華民族の傲慢さが性質なので、外交を上手く行っているのに、他国からは敬遠される。
この繰り返しである。
もっと、自国だけの利益だけで無く、相手の利益も尊重する様な、姿勢に成れば中国の夢は、もっと早く実現する。
この事も、天の時を知らな過ぎる中華民族の性質である。
日本への領空侵犯をする時期を間違えているし、中国共産党指導部と人民解放軍部とのアンビバレンスである。
「疾如風、徐如林、侵掠如火、不動如山」である。
日本に警戒されれば、尖閣諸島の領有化が、遠のく事を、中華民族は理解出来無いのである。
故其疾如風、其徐如林、侵掠如火、不動如山、難知如陰、動如雷霆、掠郷分衆、廓地分利、懸權而動。
第五項『中国の人民解放軍の士気に関して、ヘボ軍隊と言うのは、世界の誰でもが認知する処である』
そもそも、習近平独裁体制だろうが、中国共産党集団指導部体制だろうが、変れるのは国内政治だけである。
外交政策は、路線を変更すれば、即、戦争事項に成る。
中国が、戦争で覇権確立をする意識を持っている国ならば、外交路線を変えても、中国という国が、損坐臆する可能性は有るが、元来、中国の人民解放軍の士気に関して、ヘボ軍隊と言うのは、世界の誰でもが、認知する処である。
台湾軍と中国軍を比較して、圧倒的に台湾軍の方が、個人レベルの軍人の士気も戦闘能力も高い事は自明の理。
これは、中国人と台湾人を比べた時に、台湾人の方が金持ちが少ないし、近代人に成りきれていない、昔の文化や風習を引き継いでいる風土が、高いからである。
中国人より台湾人の方が、設計主義に染まって無い証明でもある。
なので、台湾人は、そこに有る危機はお花畑では無く、リアルである。
一方、中国人は中国人民解放軍の軍部の伝統と習慣に、見られる様に出世や階級昇任の為に、お金で売買するのが伝統である。
これは、如何に危機感が中国人民解放軍に無い事を物語っている。
リアル感が無いから、命を運命を決める軍人でさえ、お金で売買するのである。
これでは、強い軍隊とは言えない。
古今東西、歴史上、汚職が酷すぎる軍隊は、戦争で勝てないのが定石である。
日本の自衛隊も近年、特に岸田政権に成ってから、自衛隊員の汚職や犯罪が酷くなった。これは、日本の防衛力の低下を意味する。
軍隊に、一番求められるのは綱紀粛正である。
『武士は食わねど、高楊枝』である。
軍人は気高く見栄を張るのが役目である。
近代文明に成り、人間的に劣化した下等生物が、軍人の役目を行えば良いという思想が蔓延している。
この様な、ゴロツキの集団は暴力組織だが、実際の戦闘では弱い。
個人が武士、戦士、騎士、侍、では無いからである。
単なる、ロボットである。
なので、確実に弱いのである。
そこで、最初に戻るが戦争をする事が、出来無い中国にとって、外交路線は変えられないのである。
習近平体制に成って、米中対立と中露接近の外交路線を、5年以上続けて来たら、流石に、昨日今日で、180度外交路線を転換すれば、戦争は避けられない。
5年掛けて続けた路線を、180度転換するには、5年掛けなければならない。
それも、現在値の友好国と敵国にバレ無い様に、中国が秘密裏に路線変更出来るか?・・・の、さじ加減が必要である。
内政問題は、昨日今日で政策を180度転換しても、混乱するのは、中国国内の人民だけである。なので、中国の習近平体制が行って来た、内外の政策が転換して来たと、第3者が分かるには時間が掛るだろう。
しかも、外交より内政の変化が、先に第3者には見えて来るのが、当たり前の事である。内政が悪ければ、直ぐに国は亡ぶ。
内政が良くても、外交で失敗すれば戦争に成り、戦争で負ければ国は亡ぶ。
と、内政と外交では段階が違うのである。
内政結果は時間が掛らないが、外交結果は時間が掛る。