【ネタバレ注意】Hookah Haze
余命わずかな主人公が3人の女性と織りなす14日間の救済の物語
Hookah Hazeとは2xxx年 秋葉原の寂れた郊外にオープンしたシーシャ屋「Hookah Haze(フーカーヘイズ)」を舞台にしたビジュアルノベルである。
登場人物
ゲームの内容としては?
VA-11 Hall-Aライクゲー。1日の営業の始まりにお勧めフレーバーをSNSに投稿する。すると(筆者は確認していないので憶測だが)3人のうちだれかがまず来店する。そこでその日のお客の要望に合わせたフレーバーを出したり出さなかったり、はたまたレシピブックに載っていない組み合わせを客の要望に沿って提供する、という流れ。(これも筆者は確認していないが)例えば客の好みがスイーツフレーバーであってもスイーツ+スパイス+ナッツの組み合わせのフレーバーを提供することで追加で来店する客が変わる?要検証(検証するとは言っていない)
そうしてシーシャを提供し、会話を交え、途中謎の炭交換パートがあり(実績として~回完璧に炭交換を成功させるというのはある)3人のうちの誰かと親交を深めていき…最終的には個別√に入るのだと思うが、筆者はTRUE√含め1週しかしておらず、確認もしていないし、3人全員満遍なく来店させるようにしていた(再度になるが誰を来店させられるかどうかコントロールできるのかは不明)ので実はシーシャの提供成功如何にかかわらず1本道のゲームであって、フラグもないしある特定の場面で出て来る選択肢を選ぶことでしかエンディング分岐、√分岐はしないのかもしれない。
主人公のトオルはもちろん、3人のヒロインはそれぞれ闇を抱えており個別√ではそれぞれの闇をトオルとの会話を交えて解消していき、救済という名のエンディング…という流れである…のだがTRUE√以外ではトオルは治療を拒否し、亡くなってしまう…。
逆にTRUE√ではトオルが3人のヒロインにしてきたことをお返しされるという形で救済され、当初他の治療を試して生きる事を諦めていたトオルを説得して治療を受けさせ、これからも生きていくことを決意させるというお話である。
今作の好き好き大好きポイント
1にも2にも3にも4にもドット絵が細かく、そしてよく動く。好き好き大好き。
VA-11 Hall-Aライクゲーらしく、客に提供するフレーバーは自分が勝手に決めても良い所。スパイス系を所望する客にスイーツ系のフレーバーを提供してもよいのだ。(これも筆者の確認不足で注文と違ったフレーバーを提供した時と正しく提供できた時で明確に何か差があるかは不明。)
不満点
値段相応と言えばそうかもしれないが、14日間(一部例外有)の括りの中でしかヒロインたちと交流できないので各ヒロインたちのバックストーリーが少し掘り下げ不足に感じた。
ルートに入ったのならもっとそのキャラに踏み込んだ話をしても良かったと思った。
逆に言えば不満点はその程度であとは大満足の出来だった
ここだけ読めばよい
筆者はシーシャバーには明るくないのだが「シーシャバー」を求めてこのゲームを買った有識者には少し物足りなく感じるところがあるかもしれない。
しかし、このゲームはシーシャを通して客の女の子と交流し、最終的にはTRUE√で主人公自身も救済されるというゲームだと思う。
価格、ビジュアル、BGM、演出、すべて高水準で各ハッピーエンド√で流れるEDテーマが流れた時には、ハンドトラッキングデバイスを使って配信していたこともあり、手を使って小躍りしてしまうほど楽しいゲームであった。全文朗読で14時間程度で2配信に分けて、1回目は4時間、2回目は10時間に分けて配信した。2回目に10時間も一気に配信したのはこのゲームの面白さがそうさせたのだろう。
おしまい。
普段はTwitchで22時ごろから不定期に配信しています。
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