エモい の正体|いつか終わること は絵画的
エモいにもいろいろありますけど
ある対象を エモい と感じる時 頭のどこかで終わりを予期している かんじがする
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わかりやすい例として 10代 高校生 夕焼け 桜 晩夏 オール 部室でだべる とか
「いつか終わること いつか出来なくなること」は そう意識した瞬間 エモく 儚くなる
二度と戻れない という種類のものにはどことなく甘美さがあるから 学生生活や失恋といったものは簡単にエモく叙情される
(もっとインスタントなものとして 最近やたら「セフレ」がエモく叙情されてる気がするけど、それも終わりを予期した美しさってとこはあるよね)
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ところで、終わりを予期すること は俯瞰しないとできないので 俯瞰した視点が エモい には含まれる
↑この感覚を昨日院生の美術部員におしゃべりしたら つまり「絵画的」ってことだね っていうパーフェクトアンサーをもらった たしかに、、、
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もっと具体例を考えてみましょう
個人的なエモの極値はハバナイのこの曲(きいてほし.....)
やはり歌詞に分かりやすく 終わり 移ろい の描写がある
「花束みたいな恋をした」 有り得んくらいエモい映画ですが、これもまた分かりやすく 終わり によって美しさが増幅されてる例と思う
冒頭の日記で書いたように 季節 も終わるから美しくてエモい
桜がいつまでも散らずに満開とか 花火が永遠に夜空にとどまってるとか がち全然よくないよたぶん
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