クリスタルワークを受講した時のこと②スピリットと対話する
明けましておめでとうございます。ついに、2025年になりましたね。
今年は、3月31日頃に海王星が牡羊座入り、5月下旬には土星も牡羊座入りで土星海王星合となる注目の1年です。私は出生図の月の位置が牡羊座5度、ASCと月のスクエアなので、これらの星の影響がどう出てくるか気になるところです。皆さんは、いかがでしょうか。
さて、今年はじめの記事は「クリスタルワーク」を受講した時の記録です。
前回の記事の続きになります。
去年の10月末、カーサロータス・クリスタルロッジのたんたんさんの鉱物術1を受講してきました。
前回の記事では、受講日に最も近いルナリターンチャートからの推測と、鉱物界(ミネラルキングダムともいう)へ行く前の前段階として、インナーセルフと繋がるワークをしたことを書きました。
はじめてインナーセルフと出会ったのですが…、そういえば今から12年も前に描いたイラストが彼女にそっくりでした。
実際は白い女神の様な衣装を着ているのですが、こんな感じのストレートヘア、顔つきをしていて、名前を付ける時も大天使の名前である「ミカエル」と聞こえました。インナーセルフがミカエルだと神格化し過ぎかと思い、ミカちゃんと呼ぶことにしたのですよね……。
元々天使が好きだったことから、インナーセルフに投影されたのだと思います。何かを描いたり作り出したりする時は、自分の内面に存在しているものと繋がる感覚があるので、出てきてくれたのでしょうね。
天使といえば、カバラの72守護天使でしょうか。誕生日によって守護天使が異なっており、私の場合は12月4日なので医学の天使ハハシア。植物や動物、鉱物などの自然界に隠された叡智を受け取ってヒーリングへ活用していくことを助けます。このことは、私がnoteに書き綴っていることがそのまま当てはまるので、自分でもしっくりきています。
さらに、72の守護天使を12のグループに分け、グループごとに司る大天使の存在がいます。ミカエルは山羊座の第3グループである1月1日生まれから、水瓶座第4グループである2月9日生まれまでを守護する大天使です。ちょうど、この記事を書いている今がミカエルのシーズン。
こちらの算出方法では直接的な繋がりがないのですが、そういえば数秘術の運命数が1なので、ミカエルが守護天使でしたね。あとは、西洋占星術の出生図にある幸運点。
バツ印を丸で囲んだのが幸運点のマークです。実際に惑星などが存在している場所ではないのですが、アセンダント・太陽・月の度数で厳密に計算された感受点であり、その人の人生においてごく自然に表現できる優れた資質といわれています。
この幸運点のエネルギーを活かすことができれば、自分だけでなく周りの人々も幸せにできるのだそう。
私は、5ハウスの天秤座27度に幸運点があります。こちらの天秤座第6グループ(11月18~22日頃)もまた、魂の公正さを量る天秤を片手に携えたミカエルが守護するところにあります。このように、ミカエルは大天使としてでなく、守護天使としても導いてくれる存在です。
幸運点と守護天使の関係は中々興味深いので、是非皆さんも調べてみてください。その時は、サビアンシンボルも参考に。サビアンシンボルは前後で読むので、私の場合は天秤座27度と28度に幸運の在処を見出すことができます。
そう思うと、去年の1年間を振り返ってみても、何となくミカエルが傍で導いてくれていたような感覚があります。私は組織の中で働いているのですが、昇進するためにあの手この手と手段を選ばず自分を大きく見せたり、マウントなどのあらかさまな態度を取られたこともあります。そういった社会のピラミッド、人間関係の摩擦に心底げんなりしつつ、けれど状況は変わらない日々の中で突然言い放ちたくなったのは、ミカのせいでしょうか。
案外、言った方が良いこともあるのかもしれない。天秤座は周りをふわっと明るくさせたり、気遣いが上手な星座だけれど、時には一刀両断な発言をします。その容赦ないところがミカエルと重なります。職場では、天秤座やそのハウスに特徴がある方との困難が多いのですが、それだけ彼らから学ぶことが多いということです。ミカエルの幸運点、木星も位置していますからね。
そうやって、幼少期から内に溜め込み続けてきた自分を解放し、さらけ出すという課題をこなしているんだなと。こういった気付きは面白いです。
クリスタルと繋がり、対話するワークを通して
さて、本題です。
インナーセルフと繋がることができたので、特定のクリスタルを持ち、鉱脈へ行って精霊と会うというワークを行いました。
私はかつて、石のリーディングができる仕事仲間と共同作品を作ったことがあり、クリスタルを読むということをテレパシー的に体感したことがあります。相手の見えている光景に自分が合わせて、同じものを見るという感覚。こういった共感覚は、本当に魂レベルで近い人同士になると、手を繋いだだけで相手の言いたいことが分かったり(肉体次元での会話なしに携帯の画像を見せ合ったりして交流する)
寝ている間は霊体で逢いに行き、別の次元で会話することもあるそうです。
天秤座では知識を受け止めたところでとまってしまいましたが、蠍座で濃厚な交流がはじまります。ただし、そういった関係性を保つことは中々難しい。
それで私は違えてしまった。
なので、あまり蠍座っぽい交流にならないように、まず自分自身だけで高めておく必要があります。だから、これからは私1人でクリスタルを読めるようになりたい。
幸運点は個人の創造性を意味する5ハウスにありますから、まずは"私自身ができる"ということが大事だと思います。これで、サターンリターンで綴った物語が1つ完結します。
最初は、たんたんさんが誘導してくれました。前段階の呼吸法をして、またインナーセルフへ逢いに行くところから。
"インナーセルフと繋がったばかりで、もう読めるようになるの?"
この1時間くらいの間で、日常離れした超越的なことを行っているので、私はこれから一体どうなるのかと思いながら…。
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前回と変わらず、大草原にミカが立っていました。そこで「この石が私に伝えたがっていることを知りたいから、これから一緒に鉱脈へ行ってほしい」とお願いしました。
今回読むのは、ブッケンハウトジャスパーという石。私も持っている大好きな石です。南アフリカで採れる石であり、紫色のスピリットクォーツ・サボテン水晶の母岩となるジャスパー。
ミカは頷いて願いを受け入れてくれたので、2人で手を繋いで出現した洞窟の入り口を通っていきます。
その穴の中をどんどん進んでいくと、大きな広間があって。広場の中央にある大きな扉を開くと、そこが鉱脈になっています。
少し薄暗いですが、とても綺麗な光景です。一面が淡い紫色をしたドゥルージークォーツで覆われて、眩く輝いています。
まるで、ジオードの中に入ってしまったみたい。
その光景を堪能した後、今度はミカに鉱脈の上…上空へ連れて行ってもらいました。後ろから手を回されて、私の手足は宙ぶらりんになって浮かんでいきます。やっぱり天使なのか、背中に羽が生えていました。
そして、地上を見渡しました。雲が通過する速度が速くて、視野が霞んでよく見えないのですが、乾いた茶色の大地に見たこともない動物が群れで移動しています。もっと周りを見渡すと海の光景が少し。このジャスパーが形成される過程での地殻変動を垣間見た感じがしました。
それから再び鉱脈へ戻り、今度は長い特別な通路を通ってブッケンハウトジャスパーの精霊・スピリットへ逢いました。
足元まで隠す白装束と、頭に羽か何かの飾りを付けた厳つい男性。民族衣装を着たこの方が精霊なのですが、朴訥な感じで会話するのを躊躇います…。
どうしようかな、と迷いつつ、ミカの衣装と精霊の衣装に接点があることに気付いて話してみたところ「遠く離れた日本であっても、大陸移動の関係で、繋がりのある者がいる。そういう人の元へ私は赴く。全ての生きとし生けるもの、大地を慈しむ者、大自然の力を忘れずその叡智を実践しようとしている者へ私は力を貸したいのだ」と話されました。
ブッケンハウトジャスパーの表面をコートする細かな水晶は、実は下に続くジャスパーの母岩層を守るための皮膚みたいなもの。重要なのは、この積み重なった地層のような縞模様であり、そのままアフリカ大陸の大きなレイライン(光の道・龍脈)の一部へと繋がっているとのこと。
さらに、この石を持つことに関してヒントが得たいと聞いてみると「約2億5千万年前のパンゲア大陸だった時代まで遡った時、アフリカは中心にあった」とスピリットが言うのです。後々調べると、確かにアフリカ大陸は中央にあり、アフリカ単一起源説といって地球上のヒトの祖先はアフリカで誕生し、その後世界中に伝播していったとする学説も見つけました。だから繋がっていると言ったのか!
大陸は、もう一生かけても回れないくらい巨大ですが、レイラインを意識すれば光通信のようなもので、すぐに繋がることができます。その起源は太古の大陸移動にあり、ジャスパーの縞模様は大地が形成される過程での記憶。そこまで古い年代での形成過程があったのか、まだ定かではありませんが、累積はあるはず。そしてヒトが生まれた。
ブッケンハウトジャスパーを握る時、こういった太古の視点まで遡ることができるみたいです。日常的にインナーセルフとの繋がりを高めていけば、ブッケンハウトジャスパーを握った時に、アカシックレコードへ到達することも可能かもしれません。
長くなってしまいました。
次の③にて、リーディング絵を載せたいと思います。