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大学っていう偏見

一応現役で大学に合格しストレートで卒業はできた。しかし、大学生としては失敗という出来栄えだった。

大学デビューに必要なものは金と時間だ

自分にはこれがとにかく無かった。入学してすぐにサークルに入ったが飲み会代(酒ムリだから行かない)や合宿代(楽しかったけど明らかに割高な内容)や4年生への送別代(4年生とか絡んだことない)、さらには活動後の飲み会代などとにかく金が掛かった。群馬の貧乏家族出身なら自分は金が無いからバイト詰めにしていた。ただ稼いだお金には使い道が決まっていた。だから使えるお金ほぼ無いに等しい状態。

間も無くサークルには行かなくなり、結局サークルに行ってた2.3ヶ月の間に仲良くなった友人だけしか関わる相手はいなかった。

サークルに行かなくなった途端、人間関係の構築がストップした。


大学デビューつまり大学での友達作りには、基本的にサークルに入って話せるようになるしかない。授業で近くの席の人に話しかけるとかあるだろって思うなよ。そんな人は大学デビューに困ることなんて無いから。サークルに行き続けるだけの金銭力と時間的余裕がないと低ランク人間の大学デビューは不可能だ。

大学では友達が居ないから困るということはない。現に自分はしっかり卒業することができた。成績が最底辺だったのはそんなにお勉強出来ないからね。

大学デビューは任意性だからこそ、たかが友達作りのために必要なものが現れてしまう。


酷な世界だ。


バイトに費やす時間はそれなりに多かった分、知れたことや新しく触れることができたりもした。とか思うけど大学デビューに成功した人には敵わない。

実際ところは知らないからただの偏見だけど。




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