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言葉~まだつづく~
このところ、言葉について考えているが、違った視点から見ると、また違うことを考えるわけで、なかなかまとまらない。
考え続けたらシンプルなところへ行き着くと思うが、どうなんだろう。(まだぼんやり)
映画「あん」を観た。
映画の感想はサウンドノートにてどうぞ(*^^*)
その映画の主題歌が、秦基博さんの「水彩の月」だった。とてもいい曲。
その歌詞の一部で、「なるほど」と思う箇所があった。
話せなかったことがたくさんあるんだ
言葉じゃ足りなくて
僕は君への想いに変わる明日を
移りゆく空に 探していくよ
本当に言いたかったことを伝えることができなかった過去や、恥ずかしくて言えなかったまま会えなくなってしまったことが、自分にもある。
そして、もう引き返すことはできない。
前向きに持っていくためには、
「僕は君への想いに変わる明日を移りゆく空に探していくよ」
ということなのかもしれない。
そして、日本の文化の視点から考えてみると、あえて言わないことを美徳とする価値観もあるように思える。
国際社会では、はっきりと自分の考えを話すことが大事とされ、日本の教育現場でも、表現力・コミュニケーション力が重視されている。
でも、そもそも「はっきりと言う」ということが、日本の文化にそぐわないのでは、と思える。
また、気持ちを表す言葉が非常に少ない気がする。
余談だが、今、英語を勉強中で「おいしい」という英語の表現が8種類くらいあり(多分まだまだあると思われる)驚いた。
日本語にも、「おいしい」「美味」「ほっぺたがおちそう」「うまい」
いろいろあるけど、普段、「おいしい」くらいしか使わないな。
話を戻そう。
気持ちは隠すものか。
見えないものを美徳とするのか。
そういう背景は、あるにしろ、わたしの個人的な意見としては、思いはなるべく伝えた方がいいと思っている。それでも、伝えられない思いもあるが。
そういう時は、言葉以外の表現で伝えるほかなく、それも無理であれば、行き場のない思いを残しておき、それを前向きなものに変えていくのであればいいんじゃないかなと思う。
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![やまだ めぐみ](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/150222198/profile_8506300418365f08c42b0ed5c75fc69b.png?width=600&crop=1:1,smart)