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股関節脱臼の疑い

4ヶ月検診。
どのくらい体重増えているかななんて、少しウキウキしつつ市役所に行った昨日のこと。

内診で、股関節脱臼の疑いがあると診断される。
精密検査が必要とのこと。

わたしは頭が真っ白になる。

お医者さんが何か言ってるし、聞きたかったこともいろいろあったはずなのに、なにも出てこず。
慌ただしく診察室から出て、泣きわめいている赤ちゃんに洋服を着させながら、不安でいっぱいだった。

精密検査を受けるための病院を紹介していただき、旦那さんに相談すると、その日に行こうとその足で紹介していただいた病院へ。

わたしは、赤ちゃんに負担がかかるのが嫌で別日にしたらと思ったけど、今思えば不安で居ても立っても居られないので早めに行っておいてよかった。

精密検査の結果は、脱臼はしていないがずれかけているのでしばらく装具をつけた方がいいという。わたしは何が何やらわからない。

帰ってから「股関節脱臼」について、調べなくてもいいのにあれこれ調べてしまう。

自分のオムツの付け方が悪かった。
買いだめしていたサイズが合わないオムツを使ってたせい?とか。

寝るときに手を顔に持っていくので固定するためにタオルでぐるぐる巻きにしてた。
足までは固定してなかったけど、それでも影響があったのかなとか。

向きぐせをもっと気にしてなおしてあげてたらとか。

隣で寝ている我が子を見て、「ごめんね、ごめんね」と涙が勝手に出てきて悔やんでも悔やみ切れなかった。

なにも育て方のせいだけじゃないって頭ではわかるけど、もっとこうしておけば、こうはならなかったのかなと考えてしまう。

今日、装具をつけに病院に行く。
いつまで装着するのか、わからない。
装着しながらの生活も想像できない。
赤ちゃんがかわいそうな気がして不意に悲しみにおそわれる。

少しでも、気が楽になれるかなと思って言葉で残してみました。前向きになんて今は、正直なれない。

だけど、妊娠前に覚悟を決めたんだ。
もし、命に恵まれたのだとしたら、これから起こるどんなことも受け入れていこう、と。

どんな未来も受け入れる。

こわい、苦しい、悲しい、つらい。

そんな感情にのまれそうになりながらも、もはやのまれているけれど、この子の幸せに繋がる未来を見続けていきたい。



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