わたしの最大の欠点「相手を否定すること」をやめたい。
ーすぐに否定するよねー
これは、わたしが過去に言われた言葉。
実は、ごく最近も言われて、とても反省している。
否定しようと思っているわけでは、もちろんない。
相手を思っての助言のつもりであったり、違和感を大きくしないためにあえて伝えたことであったり。
けれど、相手が「否定」と捉えるのであれば、自分の言葉は「否定」なのだろう。
ばっさりと切り捨てるような「否定」ではなく、相手の想いや考えを受け入れて認めた上で、自分の想いや考えを相手の受け取りやすい言葉で伝える。
わたしが目指したいのは、そんな伝え方。
はっきり言って、ほど遠い。
自分の弱みをさらけ出した、これを機に、
「相手をすぐに否定してしまう」
この自分の最大の欠点を変えていける手がかりを見つけたい。
相手をすぐに否定してしまう原因となっているものを、自分の体験から思い出して書き起こしてみた。
1) 余裕がなさすぎる
・時間の余裕がない
・睡眠不足
・疲労が溜まっている
そんな状態にあるときは、相手を思いやる余裕がなく、自分の要求だけを通そうとしてしまう傾向があるように思う。
その結果、相手の行動や考えを「否定」する言動を取ってしまいやすい。
極力、余裕がなさすぎる状態を回避できるように努めたいが、それが難しいときは、相手への発言をいつも以上に気をつけるようにするか、すこし相手から距離を置くようにするのも手かもしれない。
2) 自分基準で考えてしまっている
自分の中での基準を相手にも当てはめて考えてしまっていることが多々あるように思う。
自分の「当たり前」は、必ずしも、相手の「当たり前」ではないこと。
相手にしかわからない背景があること。
相手のことを理解しようと心がけるときには、相手の基準や背景など、目に見えない部分にまで推しはかろうとする思いやりが必要となる。
恥ずかしい話、わたしの場合、それが明らかに欠如しているように感じる。
「7つの習慣」を読んだ際に、
「第5の習慣 まず理解に徹し、理解される」
の大切さを痛感したはずだった。
けれども、悲しいかな、人間は忘れてしまう生き物。習慣化することはできていなかったということ。
もう一度、「第5の習慣」を読み返し、習慣化するところまで落とし込めたらと思う。
3) 正論は必ずしも正しいとは限らない
正論を振りかざすのは簡単だ。
けれど、これも、相手を「否定」する一因となっているように感じられる。
相手がよかれと思って取った行動に関して、世の中の正論を持ち出し、「こっちが正解だから」と言うのは、相手の気持ちを踏みにじる行為になる。
冷静になればわかるのに、何度となく、こういったことを行っていた気がする。
実生活ではもちろん、noteの記事の中でも、気をつけたいなと思うこと。
わたしの思う正解、世の中の思う正解が、誰かにとっては正解だとは限らない。正解だと声高らかに言えば言うほど、誰かを傷つけていたり、萎縮させていたりすることもあるということ。
そのことを、肝に銘じておきたい。
どれだけ人を傷つけてきたのだろうかと気が遠くなります。
とくに夫には、
「すぐに否定する」
と言われてきました。
けれど、同様に夫は、つらかったけれど感謝しているとも言っています。
きっと、変えるべきは、
「どのように伝えるか」
なのだと思います。
弱みだと自覚ができるからこそ、強みに変わるチャンスだと思って、これからの日々で意識し続けたいと思います。