26. 欧州で最も古い木造橋ースイスのカペル橋
欧州の屋根付き木造橋
欧州では、木造橋の建設は15世紀に入って活発化し、17~18世紀に最盛期を迎えた。特に、スイスのルツェルン出身のヨーゼフ・リッターとトイフェル出身のハンス・ウルリッヒ・グルーベンマンは18世紀後半にスイス・ドイツで木造橋を多数建設している。
その多くはアーチとトラスを組み合わせた構造で、長いスパンを架橋することで人々に衝撃を与えた。現在でも、積雪量の多いスイス・ドイツ南部には、耐雪対策としての屋根付き橋が多く観られる。
こんにちでも、グルーベ