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飛び石とは? 万葉集第七巻1283に、柿本人麻呂による歌が収められている。 はしたての倉橋川の石の橋はも 男盛りに 我が渡りてし石の橋はも 歌の意味は、「倉橋川の石の橋はどうなったでしょう。私が若いときに、渡るように置いておいた、あの石の橋はどうなったでしょう。」である。 人麻呂が懐かしんだ「石の橋」は、恋しい人を訪ねて対岸へ渡るために置いた「飛び石」のことである。 奈良時代には、川を渡るために利用した飛び石を石の橋と呼んでいたので、