デート当日、あの娘と駅のホームで待ち合わせた。普段学校ではしてこないメイクをしてあの娘はホームに現れた。普段からキラキラしてるのに、大人の魅力が加わったあの娘は天使のように思えた。電車の席は隣に座ったが距離が近くて、なんだか良い匂いもしてきてずっとドキドキしっぱなしだった。 その日僕は告白しようと思っていた。あの娘の大学と僕の大学は距離が離れていて、気軽には会えない距離にあったからだ。何も言えずに終わるのは嫌だ、そう思っていた。 原宿はたくさんの人で溢れていた。僕たち
夏休み前、いつものように一緒に話しながら帰っていた。お互いの最近ハマってるものの話になった。たしか大通りのスクランブル交差点に差し掛かった時だったと思う。僕は動物が大好きで、特に当時は猛禽類が好きだった。県内の動物園で鷹匠のパフォーマンスをしている動物園があって、そこに行ってみたいと話した。そうしたらあの娘は 「私もそれ見てみたい!!夏休み、勉強で忙しいけど予定合ったら行こうよ!」 と言ってくれた。とっても嬉しかった。あの娘が自転車を駐輪場に駐めて少し浮き足だった足取り
これは6年前の僕の冴えない童貞男子高校生時代から始まり、今朝の2024年10月2日午前9時5分現在、本当の意味で終わることができた情けない、けど何処かキラキラしてた恋愛話。 僕は今年で24歳の代。まだまだ若いと人生の先輩たちは言うけれど、それでもやっぱりちょっと焦る気持ちも出てくる。最近は周りの友達に結婚する人もちらほら出てきたり、小学校からの親友には子どもまでいる。 そんな中、高校時代に大好きだった人が僕のインスタグラムのストーリーに反応してくれて久しぶりにメッセ