ワークキャリアの事業と自分のやりたいことが重なる部分には何がある?

「会社の事業と、個人でやりたいことの、両方に一致するものは何だろう?」

これをまとめる必要があるので、じわじわと考えている。

会社の事業というのは、ワークキャリア  (旧 #いなフリ )というサービス。Webスキルを足がかりにしながら、キャリアを考え直しながら、新しい仕事獲得までを体験する1ヶ月間の合宿型スクール。

わたし自身が卒業生ということもあり、堅苦しい面接や筆記の試験を経ることなく、ナチュラルに入社した。

週3社員という働き方も、フルリモート&フルフレックスという働き方も、とても気に入っている。人にも安心感がある。

ただ「自分でやっていきたい事業」は全然思い浮かばない。ワークキャリアをできるだけ長く、より良くつくっていきたいとは思う。プライベートな自分自身も、畑などをやりながら幸福に生きられたらと思う。

ただ、自分主体で事業をやるイメージはわかない。

「どんな事業をやりたいか?」考えても全然出てこないから、

かわりに

「どんな人を見るとモヤモヤするか」

考えてみる。

・あきらかに合わない仕事を選んでいる人
・忙しすぎて死にそうになっている人
・方向性を間違えた努力をしている人
・「知らない」せいで損している人

こういう人を見ると、なかなかモヤモヤする。

「適性とあきらかに違う仕事をしてるから疲れるんだろうな…でも、わざわざ言うような間柄じゃないしな…」

「⚫⚫さえ知っていたら、そんな貧困状態にならないのにな…」

「休みを取ればいいのにな…休みをとったからって、世界は終わらないのにな…身体を壊すのが先になりそうだな…」

明らかに合わないことをしてる人や無理して心身が死にそうになってる人を見ると、モヤモヤする。

「適性に合った配置になってくれ」と思う。

ただ、そういう人たちに対して直接的に何かしたいかと言えば、そうではない。カウンセリングとかはしたくない。理由は、自分自身の性質上、直で人とやりとりしすぎると疲れてしまい続かないから。

だから会社に所属して、普段はお客さんとは少し離れたところで仕事するくらいが快適である。


最初の問いに戻る。

「会社の事業と、個人でやりたいことの、両方に一致するものは何だろう?」

現時点での答えは、ワークキャリアの事業をより良いものにして、より多くの人に届けることだと思うんだよね。

めっちゃ綺麗事だな!と思われるかもしれないが、シンプルにそう思う。見る世界や人付き合いが変化すれば変わるかもしれないけど。 

ワークキャリアのマーケティング事業部所属の人間として、会社でのポジションと個人の希望がかなり一致してる。驚異の恵まれ具合。

みんなが適性に合った配置になればいいと思ってる。

今のわたしにはワークキャリアという手段が合ってるけど、将来的には手段は何でもいいんだよね。本当に手段は手段なんだよね。

たとえば占い師として人に的確なアドバイスができるなら占い師でもいい。

現実を忘れることにより環境への不一致感が誤魔化される人がたくさんいるのなら、一時の幸福を与えるアイドルでもよかったかもしれない。

気持ちに共感して作品に昇華させる詩人でもよかったかもしれない。

現実を真正面から良くしようとするワークキャリアみたいな事業はもちろんのこと、非現実的なものでも、アートでも、手段は何でもいいんだと思う。

手段は何でもいい。

それなら、今一番近くにあって活用しやすいものを手段として採用して、活動すればいい。

手段は「ワークキャリアをより多くの人に届けること」で良いのだと思う。

世の中のすべてを知ってるわけでもないわたしは、身近なものの中から「一番よさげなもの(暫定)」を選ぶくらいしかできないし。

結論!

世の中に対してモヤモヤする瞬間は、適性が加味されていない配置を見たとき。しなくていい無理をしてる人を見たとき。

解決の手段は、本当は何でもいい。

ただ今はちょうどワークキャリアの会社員をしてるから、「ワークキャリアを多くの人に届けること」をやれたら、お釣りが出るほど十分である。

「こんな事業をつくりたい!」という野望はないけれど、いいと思ったものを持続発展させられれば十分である。

とはいえ気合いを入れすぎず、自分自身が「わたしって適性に合った配置になってるなぁ」としみじみ感じられるくらい、余裕を持って楽しんでいきたい。

誰でもすでにヒントは持っている。自分のことを分かってる。それをすくって拾って育てよう。

見た目上はただのんびり会社員をやっているようだけど、中身はちゃんと詰まってる。

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伊藤七 | 書く人
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