占いを半年間続けてみた報告
占いを仕事にしてみようと、2023年末から過ごしてきた。どんな変化があったのか、これからどうしていくのか、気づいたことなどを書いてみる。
やったこと
ココナラで占いのパッケージを出品
SNSで占いの募集をかける
バイト先の宿で占いのチラシを貼る
プランを増やす(Zoom)
プランを増やす(対面)
マルシェに出店
Instagram投稿
受注した件数
84件(うち19件は無料)
心境の変化・気づいたこと
やってみたからこそ気づけたことがある。
やらないうちは現実が見えないから、なぜか「やりさえすれば上手くいくだろう」という楽観的な思考があった。実際はそんなことないのに。
マインド
占い師と名乗っても誰にも文句は言われない
占い師と名乗っても「占い師なんですね」としか言われない
「これ以上は値上げできないな」というマインドブロックがある
途中から告知することに抵抗感を感じるように
集客
月5万円を超えることは難しい(自然に生きてるだけでは無理)
占い専用アカウントを伸ばすのは難しい(自然に投稿するだけでは無理)
申し込みフローが分かりにくいと問い合わせが減る
その他
話をじっくり聞くことの価値はあるのかもしれない
相談内容は仕事と恋愛に二分される
大きく分けると、話を聞いてほしい人と、何かを決めたい人の2パターンいる
続けたいこと
占い師を続ける→辞めなければ続く
課題に感じていること
占い師の知り合いが少ない→同業者との情報交換ができていない
占い自体の技術力が足りない→占いとしての価値を上げにくい
カウンセリング的な聞く力が足りない→占い外の価値を上げにくい
人間の心についての理解が足りない→占い外の価値を上げにくい
見た目を整える意識が足りない(メイク,髪,ネイルなど)→自分的に気になる
これから頑張りたいこと
宿での占いの強化→稼働日を増やす,LINEでリマインドをする
伸ばせそうなジャンルでInstagramをやり直す→勝てるところで勝って認知を増やす,占いだけでなく自分の仕事づくり全体を底上げする
各種勉強→質を高めて価値を上げる
占い師の知り合いを増やす→どこに顔を出すのが良いんだろう?
半年前は「占い師だけで暮らしていくぞ」と思っていたけど、実際にやってみる中で難しさを感じたし、その必要性があるのかも疑問に感じた。
占いのどの部分を伸ばしたいのか?と考えると、心理療法的な部分を伸ばしたいように思う。たとえば認知行動療法のように思考の癖に向き合うものや、自分の味方でいるためのセルフコンパッションのようなもの。
神秘的なお話も好きだけど、より深く学ぶとしたら、心理療法的な方面かなとうっすら思っている。
中学時代から保健室の先生を目指していて、大学では免許も取った。大学で一番好きだった授業は精神医学の授業。ゼミも精神科医の先生のところ。心理療法的な方面に興味があるのはずいぶん前から分かってた。占い師の活動をすることで、再確認させられた感じ。
臨床心理士や公認心理師になりたいわけではない。でも、臨床心理士や公認心理師が扱うような範囲を、心身が健康な人に対して提供することには興味がある。
仕事・働き方とメンタルが交わるところにヒントがあるだろう。
占いでなくとも、何かしらの方面から人の心を勉強する仕事ができたらいいかな。中2の頃から変わらないじゃん、と少し呆れる。
占い周辺の勉強も重ねて価値を高めながら、これからもやっていこう。541日目。