始めないと始まらない

初めてマルシェに出店した30歳女です。

マルシェ出店の感想や反省は、また後日noteに書きます。

ここ半年くらいの間に会社員を辞めて、本を作って売ったり、占いを始めたり。苦手とする対面鑑定まで挑戦してみたり。

ネット以外の場所ではあまり動いてこなかったわたしにとっては、けっこう動いてる方だ。

動いてるし、良い感じにはなってきてる。でも何もかも思い通りってことはない。「思ったよりもいい感じ」のときもあれば、「思ったよりも足りない」と感じるときもある。

とくに売上については、思い通りってことはないし、そもそも目標に対しての道筋が弱くて、「そもそも何を思ってたのか?」と迷子になることもある。

当たり前すぎる。何もかも思い通りにはいかない。当たり前すぎる。でもそんな当たり前のことに、やってみるまで腑に落ちてない自分がいた。

何かを始めてもすぐに撤退したり、計画だけ立てて行動しなかったり。

そんなことを繰り返していたわたしの脳みそは、いつの間にか「今は何にも力を入れてないけど、力を入れさえすれば直線的にスルスルと上手くいく」と考えていた。気がする。

「やりたいこと」をスタートするのがほとんどゴールであり、「やりたいこと」をスタートさせたらあとは自動的に上手くいく、みたいな。やったことはないけど。やったことはないけど、やれば上手くいく。なぜかそう思っていた。

でも実際にはスタートはスタートでしかないから、初速のチートモードが終われば凪がやってくる。勝負はそこから。

何が言いたいかといえば、さっさとやることを決めて、さっさとスタートを切らないと、何も進まないな〜ということ。

もったいぶって「やりたいこと」を後に残しておくと、なぜか「やりたいこと」がものすごく尊いものに見えてきて、スタートがゴールのように思えてくる。スタートのその先が長いのに、スタートまでしか見えてなかったというか。

子供は産まれてから育てるまでの期間の方が長いのに、産むのがゴールになってるみたいな。そんな感じだった。

いや、気をつけたい。実感をともなった学びができたので、気をつけなくても自覚できると思うけど。とりあえず小さくでも始めないと、始まらないんだなぁ。

毎日投稿506日目。

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伊藤七 | 書く人
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