こうあるべき、ねばならないが、日々のあなたを苦しめているとしたら
女性なんだから、足を閉じて座るべき。
妻として、夫の三歩後ろを歩くべき。
ママだから、子どもはちゃんと見てあげるべき。
ママなんだから、子どものアレコレ心配すべき。
パートナーが忙しいから、家に長くいる妻が、家事を全てならねばならない。
毎日、ちゃんと栄養満点のごはんを作るべき
…etc
挙げればキリがない、日々の暮らしに潜む
ねばならない。こうあるべきの呪縛。
たぶん、ひとりひとり、この尺度と感覚は、違うはずなのです。
おそらく生徒さん、クライアントさんたちと話している限り、
根底にあるのは「育てられた環境」が、これを決定しているように思います。
父親より、母親からの影響が、とてつもなく大きい。
いや、もしかしたら、そういうジェンダー的な括りではなく、
家庭の中で、子どもと接してる時間が、
長い人からの影響が大きいと言った方が正解かもしれない。
だとすると、自分たちが幼い頃に得てきた、この呪縛から解放されるには、
まず、その呪縛に囚われていることに気づくということが、最重要項目である。
でも、
当たり前になっていることには、なかなか気づきずらくて、どうしても日常に追われる一方で、毎日が過ぎていってしまうのです。
だから、人と交わることが大切。
違和感のある日常から抜け出したければ、人と会う、コミュニケーションを交わす、
憧れの人に会いにいく、自分が気になる人のマインドに近づいてみる努力が必要だろうなと、
思います。
わたしのところにレッスンに来る生徒さんも、カウンセリングを受けてくれるクライアントさんたちも、
みんなみんな、自分のことに気づきたくてきてくれてるように思います。
アリの目も大切だけれども、
鳥の目を持つ人と出会うことで、180度世界線が変わってきます。
どうか、自分1人で苦しまないで、抱え込まないで。
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