見出し画像

【朝礼 10/8】長きにわたる繁栄、文化にするためには、組織も個人もリスクをとり、投資する覚悟が大切です

久しぶりの朝礼スピーチ。りそなグループBリーグ2024-25シーズン開幕ということもあり、開幕の負担が大きかったはずのスタッフの労を労いました。本当に感謝しかありません。いつもありがとうございます。

また、10/3 群馬、10/4 長崎、10/5 千葉と3日連続夢のアリーナ、特に後半2箇所は公式戦の柿落としということもあり、その盛り上がりとBリーグの勢いを感じた旨を話しました。

あらためて、この勢いはしばらく続くものの一過性に終わらせてはなりません。どんなに素晴らしい非日常のコンテンツも時間が経過すれば日常になります。勝負はそこからであり、夢のアリーナが順次立ち上がるこのタイミングは、スタートを切ったに過ぎません。

Bリーグをロングラン、長寿番組のように長く各地に根付いたコンテンツにしていかなければならないと思っています。そのためには未来に投資していかなくてはなりません。短距離走ではなくマラソン、エンタメで言ったら、ブロードウェイであり、笑点でありサザエさんでなくてはなりません。

組織も長い目で長距離を走り続けられるコンテンツ、人材を創っていかなくてはならないと思っています。大切なことは回収を急ぎすぎない感覚です。もちろん、生きていくために目先の利益、収入が必要なのは当然ですが、Bリーグで言えば、中期経営計画で発表したグローバルやキッズ戦略という時間のかかる事業がこれにあたります。

組織、人材共に成長するためには投資が必要です。果実を得るためには、ある一定期間要することを許容するということです。組織の投資は、なんとなくイメージがわくと思いますが、個人の投資というのが難しい。

個人としては成長しなければならない時、学んだり、経験が必要です。本一つ買うにも、習い事をするにも、コミニティを求めてもお金はかかります。大事なことは、初めに地腹を切る、つまりリスクをとることです。本当にこれは意味があるのか、この人と会食する価値はあるのか、有限の資金と時間を考えたら判断することになるでしょう。シビアになるし、だから成長するし、正しい判断ができる。この感覚を仕事にも持ち込むべきだと思います。

会社のお金で出来る限りなんとかしようとすると、その費用の本質や費用対効果の意識なんて薄れます。まずは、早期回収には知らず、ギブアンドテイクのギブという投資を先にやるスタンスがなければ成功はしない。本当に意味がある、意味があるものに必する!くらいの意思があれば必ず結果はついてきます。

長く成長し続けるために、幸せになるために、お金と時間を溶かさない、まずは、ギブの精神、投資していくことが大切であり、長い年月をかけてロングラン、文化を作っていかなければなりません。

そんなことを開幕戦の華やかなアリーナ空間を眺めて感じたことを伝えました。



お読みいただきありがとうございます。記事を良いと感じていただけたら、ツイッターなどで記事を紹介していただけると嬉しいです!