バンビシャス奈良のスタッフとクラブの過去を認識し、現在地を把握し、未来を切り拓く、そんな熱い語らいをしてきました。あとは、覚悟をもって、行動あるのみ。
昨日は、奈良。バンビシャス奈良のクラブ支援でこの地に来たのは、3回目。なんと1回目は、2017年12月3日。私が千葉ジェッツの社長とB.LEAGUEのバイスチェアマンを兼務していた二刀流時代。シカッチェに魅せられたその時です^_^
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シカッチェがあまりにもかわいい、これはもっと世の中に広げるべし、ということで船橋アリーナでジャンボくんとコラボ企画が即決定、ご招待することになりました。試合終了後、メガッチェを購入することに汗
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2度目は、コロナ禍の2021年4月。詳しくは失念しましたが、盛り上がり、勢いで翌週のホームゲーム視察することに…後にも先にもない、2週連続のクラブ訪問が実現しました。
そして、久しぶりの今回の訪問になりました。目的は、ズバリ、日頃バンビシャス奈良をご支援いただいている関係各所への御礼と将来構想の説明と更なるご支援を訴えることでした。そして、クラブスタッフへの将来構想の意義意図、何のための改革なのかを明確に伝えることで明日からの仕事、目標達成へモチベーションを高めることでした。
まずは、パートナーでもある南都銀行の橋本頭取を訪問。B.LEAGUEが目指す方向感、バンビシャス奈良の立ち位置、地元のためにも更なる支援体制が必要であることをお伝えさせていただきました。地元銀行のネットワークは、パートナーを開拓するクラブにとっては重要です。良き連携が出来るように新たなビジネススキームのご提案もさせていただきました。じっくり、真剣に話を聴いていただき、ありがとうございました。
続いて、山下奈良県知事を表敬訪問。議会等で多忙な中をお時間をいただき、ありがとうございました。B.LEAGUEの将来構想の改革により想定される効果、そして、バンビシャス奈良がどうなるかを伝え、支援の必要性と大義をお話しさせていただきました。
様々な公共投資の再検討がなされているようですが、B.LEAGUEの目指す、クラブとアリーナによる地域創生を目指す理念、アリーナが単なる箱物ではなく、地元に利益もたらす資産であること。バスケは単なるきっかけで、経済波及効果や災害時の避難所、様々なイベント誘致による観る文化の醸成、シビックプライド、健康寿命への貢献、子供達への教育機会になと社会的価値も大きいことも訴えました。
知事にも熱く語っていただいたと言われるほど笑
沖縄、太田、佐賀のアリーナの誕生により起こっているポジティブな事象もお伝えさせていただきました。
最後に、仲川奈良市長を表敬訪問。市長にも現状から将来構想により変化を起こすこと、バンビシャス奈良にもチャンスになることをお話しして、どうやって目標を達成するかなどに話が及びました。Jクラブもありますし、地元のクラブの存在価値はご理解いただけているので市民の皆様の更なるおらが街のチームとしてブースターが増えるように、お力添えをいただけるようお願いさせていただきました。貴重なお時間ありがとうございました。また、メディアの皆様もたくさん取材いただき感謝です。
表敬訪問が全て終わり、事務局近くの会議室にて、クラブのスタッフの皆さんと勉強会と懇親会を実施。かなりメンバーも入れ替わり、若い20代のスタッフが増えていましたので活気がありますね。
皆んなが、もっと前を見てこの仕事に向かえるように、未来、視界がもっと開けていくために将来構想があること。必ず良い未来を作るから一緒に頑張ろうとお話しさせていただきました。
質疑応答では、営業や集客などの話が多かったですが、経験談含めマーケティングの原則論などをお話ししました。地元の皆さんに夢を語ったり、支援を要請したり、協力をお願いするということは、大きな責任が発生すること。全ては、信用と信頼の積み重ねなので覚悟を持って約束したこと、語ったことの実現に向けて全力を着くすることの重要性をメインで伝えました。経営は、数値が大切ですが、数値の裏にあるものは感情ですと。
そして、新しいスタッフが増えているのでこれは伝えたかった。クラブが、10周年を迎えたことの凄さ、クラブが存在し続けるこは当たり前ではないこと。加藤社長や末吉さん、渡辺さんなど創業当時から苦労の連続であったこと、想像を絶するリスクや不安の中で戦ってきたこと。B.LEAGUEのクラブの中でも加藤社長はリスペクトしている経営者のひとりであること。
何よりも、いろいろと思うことはあってもずっと応援しているブースター、パートナー、ボランティアなど多くの支えがあっての今であること、を今一度、かなりの熱と圧でお伝えしました。皆様、本当にありがとうございます。引き続き、バンビシャス奈良をよろしくお願いします。
1時間強でしたが、クラブの過去、現在、未来に繋がる話と質疑応答での深掘りでクラブが少しでも一体感をもって前進する一助になれば嬉しいです。
そのまま、懇親会に流れてたっぷり若いスタッフと語らいました。こういうスポーツビジネスに想いを持ってきた若い人たちが、経済的にも精神的にも魅力を感じて長く働ける夢のある仕事になるB.LEAGUEにしていかなくてはなりません。
番外編。事務所の近くに興福寺があるので。