全選手ミーティングを終えて
この時期毎年恒例の全選手ミーティングを行いました。年に1度、開幕前にリーグと選手たちの共通認識を持つことを目的としています。
ます、パリ五輪の日本代表選手たちの頑張りはもちろんですが、代表選考のメンバーとしてハードワークしていただいた選手たち、何よりも日頃から切磋琢磨している全てのBリーグ選手の日頃の努力の結果、世界の背中は確実に見えてきたこと、外国籍選手含め全員に感謝の気持ちをお伝えしました。
また、この数年の日本代表の活躍、各クラブのスタッフの皆さんの頑張りによって、バスケ界、Bリーグが注目されてきています。おかげでクラブ、リーグのビジネス環境も好転していいます。こういう時期だからこそ、サポートしていただいているファン、パートナー、自治体、メディアの皆さまを大切にしていかなければならない。
忙しかったり、疲労もあるでしょうが、リーグ、クラブ依頼の広報、イベントにもできる限り協力してほしい。また、NBAに次ぐ世界第2位のリーグを目指していますが、リーグ、クラブの事業規模、オンコートのクオリティも確実に近づいていることも語りかけています。
そして、数ヶ月前に対外発表したBリーグの2050年に向けたステイトメントである感動立国にかける想い、日本の未来、子供達のためにも、バスケ界に関わってきた多くの長年の苦労のおかげでようやくこのステージにたどり着いた私たちだからこそ、頑張っていれば、努力を続けていけば道は拓けると言う権利がある。
人口減少、少子化、地球温暖化、災害、地政学リスク…子供たちが未来を描きずらい世の中になりつつあるなかで、大人である私たちが、バスケ、Bリーグを通してワクワクできるように日本の未来に貢献していこう、そんなメッセージであることを説明させていただきました。
そのための改革が、B.革新であること、ビジネスのためにビジネスをしているのではなく、夢の実現のために未来に投資したり、選手たちの練習や試合環境を整えたり、フロントスタッフの労働環境や待遇改善を整備することで更なるBリーグの発展のための良き循環を創りたいのだと。
また、この改革は、結果的に選手たちの現役時代のみならず、セカンドキャリアにもポジティブに影響を及ぼすために、未来を見据えて手を打っていることもあらためてお伝えしました。経済力無くして、大切な仲間を守ることも、環境を整えていくことも出来ない、という信念があります。
最後に、中期経営計画で発表した数値目標も説明し、選手たちとリーグ、クラブのビジネス現場は、車の両輪のようなものであり、対立したり、壁のあるものではなく、バスケ界、Bリーグの未来を作る仲間である。
あと1ヶ月で次のシーズンが始まります。怪我なく、飛躍した昨シーズンを上回るシーズン、まだまだBリーグは伸びると期待してもらえるようなシーズンにしましょう、と締めくくっています。
ミーティング終了後、田渡選手会長にメディア取材が入りました。日頃からB.革新の制度変更についてもリーグにコミュニケーションをとってもらっていると繰り返し話してくれていました。Bリーグと選手会を中心とする選手の皆さんとは信頼関係を維持できるように最大限努めていきます。