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千葉ジェッツ EASL 日本勢初制覇

フィリピンのセブ島で開催されたEASL ファイナル4。韓国2クラブ、日本、台湾が1クラブづつ進出。千葉ジェッツ、満身創痍の決勝となりましたが、見事日本勢初優勝を果たしました。千葉ジェッツのブースター、関係者の皆さま、おめでとうございます。

また、多くのジェッツブースターがセブまで応援に来てくれており、Go Jetsコールが響き渡っていました。選手たちも心強かったと思います。本当にありがとうございました。

優勝賞金が大きいだけではなく、各国リーグの威信をかけた国際大会。本気度がかなり高い大会になっています。そんな中、千葉ジェッツが韓国KBLの強豪 本気のソウルSKナイツを下して全勝優勝したことは、素晴らしいとしか言いようがありません。

Bリーグは、他国リーグよりも試合数も多く、よりタフなスケジュールです。そのような環境下で勝ち取ったという事実も、千葉ジェッツの選手たちの強さとタフさを際立たせています。また、コーチ陣、スタッフ陣の貢献価値は計り知れません。まさに、チーム、クラブの総合力の結果です。

【スケジュールがタイトであり、選手たちへの負担が大きいことを心配しているファン・ブースターの皆さまの声がたくさん届いています。Bリーグは、試合数が多く、代表戦、天皇杯などがある中で、EASLを組まなくてはならず、どうしてもタイトになってしまいます。来年までスケジュールは決まっていますが、できる限り、配慮出来るよう国内の各種大会の調整、EASL側と向き合ってまいります。】

KBLは、非常にフィジカルでシュートも上手い選手が多くハイレベルなリーグです。このような真剣勝負の舞台では代表もそうですが、クラブ単位でもなかなか勝てなかった歴史があります。今回KBL勢を破っての初制覇は大きな意味があります。

先日の日本代表の中国戦の勝利、もちろんワールドカップの結果など、千葉ジェッツの選手たちだけでなく、Bリーグの他のクラブ、選手たちの成長と自信を更に高めていくことになるのではないかと期待しています。

MVPに輝いた富樫勇樹選手は、圧倒的なパフォーマンスでフィリピンのバスケファンを完全に虜にしていました。ボールを持つだけで沸いていましたし、シュートを決めるとスタンディングオベーション、まさに、スーパースターでした。

フェイスガードでディフェンスする相手選手たちが、ただただ脱帽というリアクションを何度も観ることが出来ました。日本だけでなく、アジアで既に人気者の富樫勇樹選手の存在感はかなり高まったと思います。最後のフリースローの際は、会場から「MVP!MVP!」とコールされていました。文句なしのMVPでした。おめでとうございます。

富樫勇樹選手だけではなく、全員で勝ち取った優勝。チームとしての自信も深めたに違いありません。今週末は、琉球ゴールデンキングスとの天皇杯決勝があります。この勢いで5度目の天皇杯を制するか、昨年のBリーグチャンピオンの天皇杯初制覇なるか、壮絶な試合になることは間違いありません。本当に楽しみです。

最後に、今回アジア各国からリーグ責任者や関係者が来ており、多方面にわたりお話をすることができました。話題は、千葉ジェッツ、琉球ゴールデンキングスの強さ、Bリーグの競技力の急成長、ファンの熱量、ビジネスの拡大など高い評価を受けました。グローバル展開を加速させているので、引き続き、各国リーグと連携してBリーグの強化とビジネスの発展に繋げていきたいと思います。



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島田慎二
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