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Bリーグチェアマンクラブ訪問その41 宇都宮ブレックス

宇都宮ブレックスのホーム最終戦に訪問してきました!

4月21日の試合でのB1東地区優勝セレモニーが、琉球ゴールデンキングスのB1西地区優勝セレモニーと同日となり、私が出席できなかったことを深くお詫びいたします。本当に行きたかった。

ブレックスの藤本社長にご連絡し、ホーム最終戦でファンのみなさまにぜひお祝いを申し上げさせてくださいということで今回訪問し、試合前にご挨拶させていただきました。

今シーズン、出張シリーズとして全国各地を巡っています。しかし、訪問はチェアマンとして"クラブからの要請を受けて"動いています。自分の好みでここに行くっていうことはないんですね。試合会場には実はそんなにたくさん行っているわけではなく、試合会場でのニーズよりも、自治体やスポンサー企業への訪問など、ビジネスシーンで求められるニーズのほうが大きいということでしょう。

今回ブレックスアリーナに訪問したのは、初めてこちらから訪問させて欲しいと申し上げたケースでした。
ブレックスアリーナは言うまでもなく素晴らしいホスピタリティと熱気があり、相手チームにとって脅威となるアリーナの1つです。ホーム連敗とはなりましたが、力のあるクラブなのでチャンピオンシップに向けて頑張ってほしいと思います。

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そのアリーナが、新B1にたどり着くかどうかの分水嶺。ブレックスアリーナは本当に素晴らしいアリーナですが、将来構想が求める基準は満たしていないのです。アリーナを始めとしたさまざまな基準を設けることで日本バスケを発展させるというのが将来構想の目的です。難しい判断となりますが、ブレックスも例外ではありません。

「ブレックスは強豪なんだから、新B1に入れないってことはないよね」というなんとなくの雰囲気があるかもしれません。でも、実はよく見るとアリーナに関しては何も決まってはいないんです。藤本社長、鎌田GMを中心にクラブも努力していますが、大きな壁がある。地域、民間、多くの方々を巻き込んでいかないといけない状況です。

ファンも含め、ステークホルダーみんなが総力を上げ、みんなで危機感を持って、状況を打破する大きなムーブメントになっていけば嬉しいです。みんなの力で良い方向へ向かっていきましょう。

Bリーグの市民球団の雄とも言えるような存在がブレックスです。ブレックスが新B1に入れないということになれば、Bリーグにとっても地域にとっても大きなダメージとなるでしょう。私もともに汗をかき、できることをさせてもらうつもりです。

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島田慎二
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