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Bリーグ、Wリーグの選手たちと能登へ

昨日、今日と珠州、輪島、中能登地域と震災で大きな被害を受けた3箇所を2日かけて、B.Hope、選手会、日本財団と手を携えて、バスケで少しでも元気をお届けするため行ってきました。本来であれば全ての日程を過ごしたかったのですが、昨晩、今日と他の予定があり、珠州のみの参加となりました。

あれだけの震災で、少しでも能登に貢献したいと準備を進めてきて今回その機会となりました。あらためて珠洲の被害は想像を絶しており、地震と津波と土砂崩れのすざましさを至る所でまざまざと見せつけられました。復興はまだ道半どころか手付かず、住民は避難したままで、特に海岸線で地元の方とすれ違うこともありませんでした。

バスケで出来ることなど限定的ですが、風化させないために、メディアの取り扱いが減りつつある中で、金沢武士団と連携して現実を伝えるだけでも意味があるかなと感じました。そんな厳しい環境の中、選手会の協力で多くのBリーグ、Wリーグの選手たちが賛同していただき能登に来てくれました。

選手たちは、心から子供たちを元気にしようと積極的に絡み、声をかけてくれていました。最初子供たちは若干かたかったですが、徐々にリラックスして心を開いていくのがわかりました。選手たちの盛り上げ方、楽しませ方は凄いですね。

子供たちに楽しい?美味しい?(炊き出しのカレーライス)と尋ねまわっていましたが、みんな満面の笑みで楽しい!美味しい!と応えてくれて、キラキラしていました。

これだけでもBリーグがあってよかったなとしみじみ感じていました。もちろん、プレーをすることが本業ですこのような活動を通じて被災地の皆さまを明るく出来ることって負けないくらい価値あることだと思います。震災から半年どれだけ辛い想いをしたのか、想像もできません。それでも元気に、楽しそうにバスケをしている姿に感動しました。

今回の企画に協力いただいた皆さまには心より感謝したいです。何よりもオフの休みたい中、自ら志願して能登まできて心ある笑顔と対応で子供たちを元気にしてくれた選手たちに感謝しかありません。本当にありがとうございました。選手たちを見ていて誇らしかったです。どれだけこの子供たちの未来にポジティブな影響を与えたか計り知れません。

コロナもあり、このようなリアル活動は久しぶりです。また、Wリーグの女子選手が参加することも初めての機会となりました。今後も連携しながら、少しでもお役に立てるよう取り組んでいきたいと思います。

心から1日も早い復興を願っています。

珠州の海岸沿い
海岸沿いの街並み
津波にも負けず1本だけ木が
ゴール寄贈式
森井選手の素晴らしい挨拶
田渡選手の仕切り
炊き出し
大塚製薬さまからのご支援。ありがとうございました。
永吉選手は、完全に子供たちのお父さんに笑
野崎選手はアイスクリーム作りに初挑戦
みんなで記念撮影

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島田慎二
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