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Bリーグチェアマンクラブ訪問その44 群馬クレインサンダーズ
群馬クレインサンダーズを訪問し、島田塾を行なってきました!
太田市を新たなホームタウンとするクレインサンダーズ。太田駅なか文化館ギャラリーを仮事務所とし、B1への初挑戦に備えています。
2026年将来構想開幕のタイミングで新B1に参入する条件の1つが、2024年までに平均入場者数が4,000人を超えることです。現在のサンダーズの平均観客動員数からはかなりの開きがあり、どうやって短期間で集客を伸ばしていくのか? が課題になっています。そこで今回、集客を中心にレクチャーのリクエストが届き、島田塾開催となりました。
島田塾では、クラブ経営の裏技のような話はしません。とにかく必要なことをやっていこう、そのためには何が必要で、どういうマインドセットで臨むべきか、という当たり前の話を積み上げていきます。
B1への初挑戦ということもあり、サンダーズは事業拡大のためにスタッフを増員。経験が浅いスタッフも多いということで、
「お客様を会場にお呼びするということはそもそもどういうことなのか?」
「クレインサンダーズというチームが群馬に存在する意味は何なのか?」
「"バスケで群馬を熱くする"がサンダーズの理念。どうやったら群馬は熱くなるのか?」
といった根本の部分から確認していきました。まずはクラブの理念を大事にすることが必要です。
ファンも、スポンサーも、自治体も、市民も、サンダーズに求めているものはそれぞれ異なります。ニーズを把握した上で正しい打ち手をとらなければ、支持を得られず、サンダーズの目標にたどり着くのは難しくなります。
理念とニーズを理解した上で、意識が必要なのが"会場に足を運びたくなる状況を作る"こと。
チームの魅力、会場のエンターテインメント、気持ちよく過ごせるホスピタリティ。それら商品を磨いた上でお客様をお迎えするということが大事です。「一度は観に来てみたけど、もういいや」と思われてしまわないよう、1つ1つきちんと順番にやっていく。
一度観に来てみた、というお客様がファンになり、何度も観に来てくれる。友達や家族を誘ってくれる。SNSで盛り上げてくれる。そういった状況を作るために、地味なことをコツコツやっていきましょう。
人口20万人規模の太田市が、バスケで日本一になる可能性がある。これもBリーグの魅力の一つだと思います。
B1への初チャレンジ、サンダーズに関わるみんなで頑張ってほしいです!
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